サボテンの花 「教育は愛」No.373

学校教育

学校教育ー81 サボテンの花

◆今朝、サボテンの花がきれいに咲いていました。サボテンの花は、定期的に咲くものでもないようです。また、1年に1度、しかも2時間くらいしか咲かない種類もあるようです。サボテンの花言葉は、愛情や耐久性を象徴しているものも多いそうです。

 それにしてもきれいな花でした。朝、出勤時に妻が見つけ、教えてくれました。帰宅した時には、すでに萎れています。ほんのひとときの夢のような美しさでした。

 義母が植えたサボテンの花が今年は、複数、花開きました。その度に大喜びしている義母の姿は、まるで子どものようでした。元々、植物が好きで、いろいろな草花の名前も知っています。草花のことを話している時は、本当に嬉しそうです。

 サボテンは、トゲだらけで、外部の敵から身を守っているようです。

 トゲがあるので、触れるのも躊躇してしまいます。

 しかし、これだけきれいな花を咲かせるとは、驚きでした。

 そして、人間にも通じるものがあるのではないか、と感傷的になりました。

 どんなに取っ付きにくい人でも、短所で覆われているような人でも、その中に、キラリと光る花が咲く時もあるのではないか、と。

 しかし、その花を見るのは、ほんの一瞬かも知れません。いつまで待ってもなかなか咲かないかも知れません。それでも、その人が持っている花を咲かせるように働きかけるのが、教育という営みなのではないかと。

 ほんのひとときの花だからこそ、より美しく感じるのかも知れません。

 きれいな花でした。今まで、サボテンに興味がなかった私は、サボテンを見る目が今日、変りました。

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