職場ー26 チャレンジ
◆令和6年度の自分のチャレンジのひとつに「ミニ講話勉強会」の実施がありました。全11回、1時間以内で終了という枠組で有志の教職員を対象にミニ講話をさせていただきました。業務で忙しい中、随分と沢山の先生方にお集まりいただき感謝の気持ちで一杯です。
この勉強会は、自分が今まで蓄積して、いつかお若い先生方へお伝えしていきたいと思っていたことを形にしたものです。
毎回のテーマに沿って、資料を引っ張り出し、ミニ講話の資料を作成するのがとても楽しかったです。積み重ねてきた実践や自分の励みになっていた教訓などは、機会を見つけて整理していくことが必要です。整理する、ということは、他人に伝えられることだと私は思っています。
いくら自分で理解しているつもりでも、それを正しく人に伝えられるようにしていなくては、宝の持ち腐れです。本年度のミニ講話勉強会のおかげで、今まで自分が考えてきたことが、ブラッシュアップされました。
そして、自主的な勉強会を自ら行うことにより、先生方にもぜひ、進んで勉強会を開いていただきたいという願いも込めていました。実際に何人からの先生方は、自分の得意なことについて、有志を集い、勉強会を開催しています。
教師とは、絶えず学び続けることが自分の教師力の生命線となります。校長になった今でも、常に学びの心を持ち、努力を重ねることは教師でいられるための必須条件です。
今日、ミニ講話勉強会の最終回を終え、自分の中である種の達成感があります。一生懸命に私の話に耳と心を傾けてくださった先生方の瞳の輝きが忘れられません。私も、先生方のような瞳の輝きを持ち続けられるよう、これからも学び続けていきたいと思います。
ミニ講話勉強会は、来年度は行いません。新たにチャレンジすることを今、胸で温めているところです。