ドラマとともに 「教育は愛」No.547

生涯学習

生涯学習ー93 ドラマとともに

◆年末になると10月から楽しみにしていたドラマが次々と最終回を迎えます。独り静かに視聴しては、涙したドラマもありました。振り返ると過去に視聴したドラマを思い出す時自分の置かれていた立場や仕事の状況、人間関係なども同時に思い出します。

 これは、流行歌についても同じことが言えるかも知れません。その曲を口ずさむと懐かしい人たちの顔が浮かんできます。

 ドラマも登場人物やストーリーを思い出すと、当時の苦しかったことや楽しかったことなどがリアルに甦ってきます。

 今、視聴していたドラマもそうなるのでしょう。自分が今、生きているこの時の思い、願い、喜び、悲しみ、悔しさなどが、ドラマと同時に焼き付けられているのだと思います。

 そして、そのドラマを視る年齢や立場によって、登場人物への気持ちの入れ方も異なるのでしょう。今は、若い主人公よりも自分と年齢の近い登場人物の気持ちとシンクロさせています。ある意味、年齢という現実をしっかりと踏まえているのでしょう。

 その上で、テレビの中の登場人物を自分と重ねて、「自分だったらどうする?」などと想像を膨らませて視ているのです。

 大河ドラマなどの主人公は若い頃から死ぬ時までの半生、または一生を描く場合が多いのではないでしょうか。

 ですから、無意識のうちに、登場人物の年齢と自分の若かりし頃まで遡って、当時の境遇や思いと重ね合わせて主人公の気持ちを探っています。

 そして、主人公の臨終場面では、決まって「自分はどのような最期を遂げるのだろう?」と考えてしまいます。

 ドラマを通して、いろいろな人物の人生を疑似体験し、自分の人生を重ね合わせては、現実を考え、未来を考えているのかも知れません。

 いずれにしても、年齢を重ねるに連れて、ドラマを視聴する時の心持ちや見方が変ってきているように思います。

 新しいドラマは年明けです。1月から始まったドラマの多くは、4月までに最終回を迎えます。

 そんな時の経過も考えながら、また、新しいドラマに興じているのでしょう。

 ドラマの登場人物と自分を重ねて、自分自身の人生というドラマに思いを馳せながら・・・。

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