プロにふれる 「教育は愛」No.343

学校教育

学校教育ープロにふれる

◆キャリア教育という分野があります。子どもたちの職業観や夢を追う力をはぐくむ教育です。その一環として、プロのスポーツ選手や音楽家にお話しをしていただくことも少なくありません。小学生時代、中学生時代に、本物のプロフェッショナルにふれることは、時に、子どもたちの未来を左右することもあるのではないでしょうか。

 先日、プロのサッカーチームで大活躍されている選手が来校され、子どもたちとふれあってくださいました。

 子どもたちは大喜びです。中には、その選手がどのような活躍をされているのか、分からない低学年の子どももいます。

 しかし、プロの選手が放つオーラに、子どもたちは、みなリスペクトを示します。

 私たち教師もプロです。しかし、学校には居て当たり前の存在です。子どもたちには、学校ではなく、社会で大活躍されているプロにふれることは大きな刺激になります。

 昨年度は、プロの漫画家さんにご来校いただきました。夢や挑戦について、お話しをいただき、子どもたちは皆、感銘を受けていました。

 プロの音楽家が奏でるフルートやオーボエの音色に心揺さぶられる子どもたちもいます。

 地域の方が主催してくださったミュージカル劇団の演技に感動して、終演後、役者さんに質問していた子どもたちがいました。

 プロフェッショナルの方々は、その道を知らない人には、想像できないような努力を重ねていらっしゃいます。その努力が、パフォーマンスとなり、自信がオーラとなって響いてくるのです。

 その素敵な波動、本物がもっている空気を、子どもたちに沢山ふれてほしいと願っています。その中で、共鳴し、自分の未来図をトレースする子どもたちも少なくないはずですから。

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