教師ー84 一度リセットする
◆長い2学期が終わるとドッと疲れが出てきます。私も校長という立場の所為もあるでしょうし、年齢の所為もあるでしょう。終業式を終え、帰宅し、食事を終えた後は、ソファでしばらく動けませんでした。自分が思っていた以上に、疲労感が襲ってきました。
2学期最後の、今年最後の職員集会でも「2学期は、大きな学校行事も続いたので、先生方もさぞかし、お疲れだったことでしょう。疲労が溜まったときには、一度全てを忘れて、リセットしてください」と教職員にお話ししました。
頭の中が、教育活動のことで満杯になっているのです。体にも毎日のルーティンが染みついてしまっています。
年末年始の休みに、一度完全にリセットしておかないと、1月からの仕事に心身が付いていかなくなるのです。
1月は「いく」、2月は「にげる」、3月は「さる」と言われるのが学校です。
時のスピードが加速して、卒業式まで全力疾走の状態になるのです。
校長は、同時に新年度に向けての計画や準備を滞りなく行わなければなりません。
結構デリケートな作業が求められるのです。
学級担任も、本年度のまとめを行いながら、4月からの生活への備えをします。
3学期は、学校にとって本当の意味での“師走”なのです。
誰一人歩いている者はいません。全員が走り続けなくてはならないのです。
ですから、年末年始は、走り切るだけのエネルギーを蓄えておかなければなりません。
心身の疲れをしっかりと取り除き、3学期の開幕に備えるのです。
実際には、学校のことを忘れてリセットしても年末年始は、大掃除やら新年の準備等で、やらなくてはならないことが山積みでしょう。
教師も、学校を離れれば、父であり、母であり、夫であり、妻であり、子どもであり、兄であり・・・。各々の立場でやるべきことが多々あるものです。
上手に、自分の心身をリセットし、整備することもプロの教師に求められているスキルのひとつかも知れません。

