一生チャレンジ 「教育は愛」No.406

生涯学習

生涯学習ー54 一生チャレンジ

◆久しぶりに後輩と会食しました。彼とは、もう何十年ものお付き合いとなります。彼は、大学卒業後、大手民間企業に入社して、海外を含め各地への転勤を重ね、現在は東京の本社勤務をしています。彼も還暦まであと3年となった話を聞き、改めて月日の早さを感じながら楽しく近況などを語り合いました。

 彼は、昔から新しい何かを見つけては、チャレンジしていました。以前、ドラムに挑戦し、見事な演奏ができるようになった話にも感心したものです。

 そして、昨日は、仕事では新しい取引先の国の開拓について熱っぽく語ってくれました。彼の海外勤務の経験も生かされているようです。人生には何一つ無駄はないものだと思いました。

 また、プライベートでは、ドラムの他に新しい楽器を購入して、挑戦するということを笑顔で話してくれました。楽器は、クラシックギターです。

 以前、音楽家の方に「楽器を始めるのは何歳になってからでも遅くはない」というお話しを伺ったことがあります。では、私も・・・と、ほんの少し心が動かされましたが、行動には移せませんでした。そう言えば、義母が手習いにいいからと、本格的なハーモニカと教本を購入してくれたことがあります。何回か吹いてみたものの、すぐに引き出しの奥にしまってしまいました。

 ゴルフにチャレンジしたことはあります。土日は、欠かさず練習をして、レッスンプロに学び、多い時は週に1回のラウンドをしたこともあります。シングルプレーヤーを目指し、会員となっているゴルフ場の月例大会に向けて真剣に取り組みました。しかし、途中で持病の腰痛が悪化してしまい、ゴルフから遠ざかり、今では気分転換の気楽なラウンドを楽しんでいます。1年に数えるほどのラウンド数です。

 後輩の果敢にチャレンジしようというお話しを聞き、自分がチャレンジしていることは?と自問しました。私が今、楽しさを覚えているのは、“文章を書くこと”と“人に話をすること”の2つです。これは、長年の教員生活で染み込んだスキルなのかも知れません。このブログと学校の公式のブログの2本の更新に楽しみながら取り組んでいます。

 そして、今、私がチャレンジしていることは、このブログとは別に、『教育は愛』というテーマで原稿を書き進めていることです。今まで、自分の思いを書き綴ってきたノートが山ほどあります。これらをひとつの形に整理したいのです。

 何歳になってもチャレンジし続けること、それが生きる喜びであり、生きる力の源になることを後輩との会食で改めて見出した思いです。

 今度、彼とお会いするのは、1年後でしょうか。その時、お互いのチャレンジの進捗状況をまた、熱く語り合えることを楽しみにしています。

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