生涯学習ー95 人生は片道切符、思い出は往復切符
◆もう40年以上のお付き合いをしていただいている大先輩がいます。私に教師としてだけでなく、人生の過ごし方についても貴重なアドバイスをいただける大先輩です。その大先輩から、今日もいろいろなアドバイスや興味深いお話しをお聞きしました。
大先輩は、来年喜寿を迎えられます。
ご自身のことを振り返られて、60歳代が人生のゴールデンエイジだとお話しくださいました。その理由として幾つかあげられていました。
仕事の上でも、今までの経験を存分に活かせる知識とノウハウを持っている。
健康面も病気さえしなければ、まだまだ丈夫。
子育ても一段落して、自分の好きなことに時間を使える環境にある。
だから、思う存分、人生を愉しんだ方がよい。という有難いアドバイスでした。
また、大先輩の知人のことについてもお話しくださいました。その方は、90歳を越えていらっしゃるそうです。大企業の重役を勤め上げ、80歳で出版され、90歳でも週に数回のラウンドを嗜まれていたそうです。
しかし、90歳でお身体を悪くされ、車椅子の生活になられたそうです。
その方は、90歳の時、そのままの状態で100歳まで元気に人生を歩まれると思っていただけにショックは大きかったようです。
人生の第4コーナーに入ると、3年くらいで状況は変化するようです。気力・体力・知力・行動力、そして、置かれている自分の状況など・・・。
人生100年時代と言っても、80歳代で健康を保っているのは30%の人、90歳代では10%だと言います。健康寿命は、実際の寿命よりも10歳程短いという話も聞いたことがあります。
大先輩は、別れ際にこんな言葉も教えてくださいました。
「人生は片道切符だが、思い出は往復切符だ」
人生は、何歳まで続くか解らない片道切符。しかし、いつでも過去の思い出を振り返ることができる、そして、現在に戻ることができる、これを往復切符と呼ぶそうです。

