生涯学習ー23 価値観
◆最近、価値観のズレを感じることが増えてきたように思うのは歳の所為でしょうか。
同じ価値観を持っているのではないか、と思い込み、話をしていると、煮え切らない反応にモヤモヤした気持ちが拭えなくなることがあります。
価値観が似通った人との話は、まるで高速道路を走っている車のようにスイスイと理解し合えるのです。気持ちの良いくらいに。
しかし、価値観が異なる人と話しをしていると、途中までスイスイでも、いきなり渋滞にはまってしまいます。自分はAだと思っていたのに、あの人はBというように考えていたのか・・・。一度、食い違った話を元に戻すことはできません。
そもそも、価値観が同じ人などいるのでしょうか?
それさえも、疑問視してしまいます。
また、自分より若い人でも、自分の価値観を押しつけるようなことはしたくありません。例え、相手が子どもでも価値観は押しつけるものではないと思います。
よく、道徳の授業で電車の中で座っていて、お年寄りや妊婦さんが来たら、席を譲った方がよいのではないか?という葛藤場面を学習します。しかし、教師が知らず知らずのうちに席は譲るべきだという価値観を子どもたちに押しつけているのです。それが証拠に、授業が進むに連れ、「席は譲るべきだと思います」「私は、そのような場面になったら席を譲ります」という答えが多く聞かれるようになるのです。
これは、価値観の押しつけ以外の何ものでもありません。
さて、価値観の異なる人との付き合い方はどうすればよいのでしょうか?
無理して話すと疲れるだけです。なるべく話さないようにして、自分の心のスタミナが消耗してしまうのを防ぐことが肝要でしょう。
しかし、話をしなくてはならないシチュエーションもあります。そんな時は、自分が思っている答えを最初から求めないことです。「やはり、そう来たか」くらいに聞き流すことができるように心のスイッチを切り替えておくと良いのではないでしょうか。
とにかく、期待しないことです。そして、価値観がピッタリ合う人など居ないと割り切りましょう。