勉強会 「教育は愛」No.489

職場

職場ー60 勉強会

◆教師は、学校以外の場で自主研修をしている者も少なくありません。その勉強会をサークル活動と呼んでいます。私も市や県単位の勉強会に参加し、研修したお蔭で体育授業についての見識を磨くことができました。そして、自分でも体育の勉強会を立ち上げました。

 立ち上げた勉強会には、会長も会則も設けませんでした。私が参加していた勉強会の中には、出席をとり、皆勤賞を表彰する会もありました。参加した勉強会は、皆、会長の権限が強く、会長一代の様相を呈していました。

 私は、所属していた勉強会を退会し、もっと自由な勉強会を求めたのです。

 当初は、私が中心となり、指導者として会を仕切りました。若い先生方、大学の先生、時にスポーツメーカーの職員まで参加して夜の学校で、ディスカッションしました。

 各人が実践を持ち寄り、それについて熟議するのです。最後は、年長の私が感想を述べ、その日の勉強会は終了です。

 そして、参加した先生方の実践を印刷し、1年間のまとめとして冊子にしました。

 後で、読み返しては、各自の実践に生かしていけると考えたからです。

 やがて、ご縁をいただいていた大学の先生方からも原稿をいただき、数年間分の実践のまとめを冊子として刊行しました。

 刊行した冊子は、原稿を寄せた教師に配り、各々が、体育科教育を実践していた若い教師に配付しました。楽しかったです。

 この時期、私は2度目の教育委員会勤務となり、勉強会を次代の仲間に託しました。

 そして、今、勉強会は2つに別れ、同じ会名で体育科教育を実践している教師が集まり、勉強を続けています。

 その様子を聞くにつけ、とても嬉しく、喜びを感じています。

 サークルや勉強会の中には、その会を立ち上げた先生が、いつまでも参加し続けるという話もよく耳にします。

 しかし、私は考え方が異なります。実践から離れた者は、別の道へ進んだ方がよいと考えています。若い教師と実践を語り合うのではなく、今までの実践をまとめたり、教科以外の分野の道を勉強したり、その年齢に見合った“やるべきこと”を見つけることが望ましいと考えています。

 いつまでも、若い人たちに交じって、「自分の実践が一番だ」と思い込み、昔話をするのはいかがなものでしょうか。

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