学校教育ー54 卒園式と卒業式
◆中学校の卒業式と幼稚園の卒園式に連日、参加させていただきました。どちらも感動的な巣立ちでした。そして、いよいよ小学校でも卒業式を迎えようとしています。
卒園式でも、卒業式でも、子どもたちが立派に巣立ちを迎えられるように、幼稚園、学校でも時間をかけて練習に取り組んでいます。その成果を晴れの舞台で存分に発揮している子どもたちの姿は、まぶしいくらいに輝いています。
保護者の皆様は、入園から卒園まで、入学から卒業までの足跡をたどり、思い出しただけで、胸が熱くなるのではないでしょうか。子どもたちの成長した姿はそのまま、各ご家庭の大切な歴史であり、宝物です。
ですから、卒園式、卒業式は、幼稚園や学校だけのものではありません。
私は、小学校の卒業式を教職員として、数え切れないほど経験させていただきました。自分の年齢やキャリア、役職等によって、卒業式を見る目も変化してきます。
6年生の担任だった時は、子どもたち一人ひとりの呼名をする時の緊張感、返事をして、卒業証書を授与される姿に、一緒に生活した日々の思い出を走馬灯のように巡らせたものです。
教頭時代は、卒業式を滞りなく進行することに気を配り、会場設営から、教職員の役割分担、保護者対応など、縁の下の力持ちで走り回っていました。
そして、校長時代は、教職員が心をひとつにし、学校の総力をあげて卒業生に愛情を傾けることができる体制を導くことに心を砕き、学校として、卒業生と保護者の皆様に失礼のないように全力を傾注することを心がけております。
私は、卒業生が巣立った後、卒業生、保護者や地域の皆様、教職員の心がひとつになれた充実感を毎回、感じています。
そう、卒園式、卒業式は、子どもたちの成長を祝い、新しいステージへの巣立ちを子どもたちにかかわるすべての大人たちが祝福し、限りない愛情を注ぐ、大切なセレモニーなのです。
子どもたちの人生の節目となる大切なセレモニーだと考えています。
幼稚園、中学校の卒園式、卒業式、感動的でした!
次は本校の卒業式です!!