学校教育ー111 合唱オーディション
◆音楽会に出場するためのオーディションが行われました。私も審査員の一人として参加させていただきました。4学級が一生懸命に練習してきた成果を思い切りぶつける子どもたち。その表情も真剣そのもの。歌声はどの学級も“心”が入っています。
子どもたちの姿と歌声を聴いていて、感動してしまいました。
音楽会に出場する一心で、今日まで担任の教師と一緒に練習してきた子どもたち。
オーディション会場に入室してきた時から瞳が輝いています。挨拶も気持ち良く、整列し、第一声を待ちます。指揮者の合図で歌い始める子どもたちは、実に生き生きとしています。各学級で、歌詞を拡大して、歌うポイントなどを書き込み、繰り返し練習していた成果が存分に発揮されます。
その姿を見て、担任時代に音楽会に参加した時のことを思い出してしまいました。
音楽会に出場するため、毎日、練習を重ねました。この時は、合唱と演奏の2本立てでした。「もののけ姫」の歌を合唱し、その後「アシタカのテーマ」を合奏するのです。
歌は、指揮棒を使わずに指揮をして、演奏では指揮棒を使いました。音楽主任の先生にご指導いただきながら、私も指揮を懸命に勉強しました。
そして、この合唱、合奏を通して、学級の凝集性が高まりました。それまで、体育授業や陸上大会、運動会等での感動は何度も味わっていましたが、音楽でここまで感動したのは、初めての体験でした。
今、目の前で一生懸命に歌っている子どもたちもきっと、その時と同じような気持ちなのだろう、と思うだけで胸が熱くなります。
オーディションは無事に終了しました。出場を決めた学級は、大喜びでさらに高みを目指します。残念ながら落選した学級は、担任の教師と一緒に号泣したそうです。
このように心震える体験こそ、子どもたちの心を豊かに育てるのではないでしょうか。
何事にも真剣に、打ち込む体験、学校教育では大切にしたい、“心の教育”です。

