生涯学習ー92 同じ舞台は二度と無い
◆同じ演目のミュージカルを3回、観劇しました。同じ演目ですが、観る度に印象が異なります。同じ台詞でも、微妙に異なるのです。観客の反応も違います。毎回、1,000人を超える観客が入っていても、毎回、異なるメンバーなのです。反応も異なって当然なのかも知れません。
ある俳優のコメントを思い出します。「同じ演目を何回も上演しますが、今日、この日しか観劇できないお客さんもいらっしゃるかも知れません。ですから、全力で今日の舞台を務めます」
そう、同じ演目でも同じ舞台は無いのです。
俳優さんたちのコンディションも日々異なるでしょう。
役作りへの工夫も毎回異なっているかも知れません。
場合によっては、体調不調で配役が変更しているかも知れません。
天気だって、気温だって、湿度だって異なるのです。
観客の拍手や反応が、俳優の気持ちに影響を与えているかも知れません。
唯一無二の舞台なのです。
これは、学校も同じだと思いました。
学校でも、毎日、授業が行われています。同じ教師が同じ子どもたちに、授業をします。単元こそ変りますが、メンバーは同じ、時間も同じ、場所も同じ、それでも毎日、異なるのです。
そこで、先ほどの俳優の言葉を思い出します。
観客は、子どもたちですから変ることはありません。
しかし、体調もコンディションも同じではありません。
そう、今日の授業は今日だけのもの。教師と子どもたちと一緒に、唯一無二の時間を紡いでいるのです。
そんな意識をもって、私も教育という尊い仕事を日々、全力で努めていきたいと思います。

