生涯学習ー16 子どもたちの「夢」
◆2025年の民間企業の調査による小・中学生が将来就きたい職業のNo1に学校の先生が輝きました。小学生だけだとイラストレーター、中学校だけだと学校の先生、トータルで学校の先生が1番になったそうです。
子どもたちに「夢は何ですか?」と問いかけると「海外旅行に行きたい」「ゲームをいっぱいやりたい」などの現実的なものを答える子どもと「医師になりたいです」「保育園の先生になりたいです」など、将来就きたい職業を答える子どもの2タイプがあるようです。
「夢」は、見るものではなく叶えるもの、と表現した人は、数多くいるようです。自己啓発関係の文献をあたるとかなり目にします。
一昔前まで、子どもたちは、将来就きたい職業を「夢」と表現して、「プロ野球選手」「アイドル」「発明家」「小説家」等々・・・。比較的、大きな?ものが多かったように思います。
令和の時代になってからは、「サラリーマン」「会社員」など、具体的な職業を指すのではなく、やや抽象的な表現が多くなったように思います。
社会に期待ができない時代になってしまったのでしょうか。
私は、子どもたちには、自分が将来就きたい職業、「夢」を大胆に描いてほしいと願っています。どのように「夢」を叶えるか、その方策を先に考えてから職業を選ぶのではなく、まずは、憧れを持ってほしいものです。
「二刀流のメジャーリーガー」「世界中で大ヒットするゲームのクリエーター」
「世界的な芸術家」「体操選手になってオリンピックで金メダル!」 等々・・・。
先日、一人の女の子が「将来、宇宙飛行士になりたいです!」と「夢」を語ってくれました。たまらなく嬉しくなりました。
少年・少女よ、「夢」はでっかく! 努力はコツコツと!