子どもたちの成長に比べて 「教育は愛」No.469

生涯学習

生涯学習ー67 子どもたちの成長に比べて

◆子どもたちの成長スピードは、驚いてしまうほど速いものです。つい、この前まで首が座っていなかった子どもが、久しぶりに会うと、歩いている、こんな場面にしばしば遭遇します。学校でも、子どもたちの成長は著しいものです。

 私の着任した年に入学した子どもたちが、今は3年生です。先日、その3年生が校長室へ授業の取材のため、訪れてくれました。そこでお話しを交わしていると、ふっと、1年生の時、学校たんけんで校長室を訪れた時の記憶がよみがえります。

 2年間と半年で、随分成長したものだと、しみじみと喜びを噛みしめました。

 さて、子どもたちは、2年間と半年で、見違えるような成長を見せています。これに比べて、自分の方はどうでしょうか?

 年齢と共に、衰えてしまったことは多々あげることができます。しかし、反対にシン化した部分は何か?・・・と、真剣に考え込んでしまいました。

 生物学的に衰えてしまうことは否めません。それでも、人間は生きている限り、何らかのシン化をし続けたいものです。

 2年半前と異なること・・・・目に見えるのは、公式のブログ「校長通信 教育は愛」の更新と私的なブログ「教育は愛 未来にGrande!」の更新でしょうか。

 特に「未来にGrande!」には、過去に書き溜めてきたエッセーなどをかなり吹き込むことができました。今まで、ノートに散らばっていたものを整理し始めています。

 そして、さらに「教育は愛」というテーマを基に新しい形で凝集させる作業に取りかかっています。

 これも自分のシン化と言えるのでしょうか?

 心の成長は?・・・2年半前と比べて、まだまだ成熟度が足りないように思います。もっと、大らかに、寛容性を高められるようになりたいものです。

 ただ、この2年間と半年で、子どもたちからいただいた感動や優しさが心に響き、愛すること、愛されることによってのみ得られる“心の余裕”のようなものが広がっているのを感じます。

 これもひとつのシン化と言えるかも知れません。

 子どもたちの目覚ましい成長には遠く及びませんが、自分のシン化を時々、自己点検しながら謙虚に時を重ねていきたいと思っている今日この頃です。

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