生涯学習ー50 年月の流れ
◆年月の流れの速さを感じます。今日も馴染みの床屋さんで年月がすごい勢いで流れていくことをしみじみと話したものです。
年月のスピードは、年齢を重ねるごとに加速していきます。それは、年月のスピード感覚は、1年間を分子に、実年齢を分母にして考えると理解できるそうです。
20歳の人は、1年間の時の流れを20分の1で感じる、60歳の人は60分の1で感じるのですから3倍も加速しているということでしょうか。
今年もつい先日、元日を迎えたと思ったら、もう半分を過ぎています。あっという間の1日です。ですから一日一生という思いが年々、強くなってくるのでしょう。
床屋の主人との会話で、最近、昭和のアイドルだった人が登場して、当時の歌を歌う番組が増えています。その時、かつてのアイドルの容姿と歌声に大きなギャップを感じてしまうことがあると。しかし、あちらも変ってしまったかも知れませんが、自分だって、アイドルを応援していた高校生だった頃に比べるとまるで別人になっているのです。
不思議なもので、かつてのアイドルを見る時、自分はアイドルに憧れていた年代に気持ちを戻して見ているのでしょう。
ある男性歌手が番組の中で「今の年齢、キャリアを生かして、精一杯心をこめて歌います」と、コメントされてからマイクを握られました。当時の声量やハツラツさに勝るとも劣らず、素敵な表情と節回しに感激してしまいました。
そう、私も年齢を重ねています。その年齢とキャリアを生かして、生活に仕事に精一杯心をこめて頑張りたいと思います。