思いを綴る 「教育は愛」No.458

教師

教師ー64 思いを綴る

◆若く熱心な教師が、自分の思いをノートに書き込んでは、私に意見を求めてきます。授業のこと、学究経営のこと、子どもたちのことなどです。初めは突発的なものと思っていましたが、既に3年目を迎えています。

 私自身は、20代の後半からノートに思いを書き綴るようになりました。そのうちに、読書録や新聞等で読んだこと、ドキュメンタリー番組で感動したことなど、内容は多岐に及ぶようになりました。

 初めは教育のこと、体育のことが多かったのですが、やがて、人生訓の方がウエイトが多くなっていきました。30代から人間関係や仕事上のことで悩むことが多くなったことが原因しています。

 悩みを解決するために、読み漁った本、その片言隻句を集め、ノートに書き込んだものです。そのノートがやがて数十冊となり、整理するために、バインダー式ノートに書き写し、カテゴリー別に整理しました。

 今でもこの作業は継続して行っています。

 そのノートに書かれた内容は、このブログで新たにまとめ上げ、発信するようになりました。

 今日、ディスカッションした若い教師が、あまりに熱心なので、つい自分の今までのノートを見せながら、その発展について語りました。

 その話に興味深く耳を傾けてくれた教師は、日頃から向上心に溢れ、真剣に教育に向き合っています。若く、やる気に満ちた教師との時間は私にとって、かけがえのない宝物です。

 1行でも2行でも構わないのです。日頃から感じたこと、考えたことを書き綴っていけば、“塵も積もれば山となる”の例え通り、やがて、自分の人生に目に見える方向性を示してくれる場合もあるのではないでしょうか。

 そして、大切なのは“継続すること”です。

 若い教師の熱心さに、自分自身励まされた思いで、今日のブログを書いています。

 “継続は力なり” 

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