管理職ー48 感謝しても満足せず
◆管理職になると自分のチームに対して、感謝することしきりです。しかし、学校でも教育委員会事務局でも満足したことはありません。管理職が満足してしまっては、その組織の成長は止まってしまうと思うからです。
どのような組織でも、長所もあれば短所もあります。人間と同じです。
特にトップリーダーになれば、その組織の良いところにも沢山気付きますが、メンバーが気付かない課題についても目につくものです。
目に付いた課題ばかりを指摘していては“美点凝視”の原則から外れてしまいます。
ですから、長所、良い点を称賛し、感謝しながら、どのように課題を解決していくのか自分なりの策を考えていかなくてはなりません。
今の組織の長所ばかりを愛でて、感謝するだけで、現状に満足してしまった瞬間に、管理職としての価値はなくなります。
学校でも教育委員会事務局でも、“信頼”こそが、生命ラインです。
学校なら子どもたち、保護者、地域、そして、他校や同僚からの“信頼”です。
教育委員会事務局なら、学校、市民、行政各所からの“信頼”ではないでしょうか。
“信頼”を集め続けるには、組織の力を現状維持するだけでは足りません。
1歩でも1cmでも、1㎜でもいいのです。成長し向上しなければ、納得していただくことはできません。
私は、そのように考えて管理職を18年間続けています。
それが私の管理職としての矜持です。
年齢を重ねるにつけ、現状に満足、または、諦めの気持ちを優先させて、妥協している管理職の方を見かけることが多くなってきたように感じているのは気の所為でしょうか?
