学校教育ー135 挨拶と返事
◆最近、子どもたちの挨拶と返事が衰退している気がしています。教師が挨拶をしても返って来なかったり、名前を呼んでも返事ができなかったりする場面を年々多く見ているような気がするのです。
ひとつには、価値観の変化もあると思います。
挨拶や返事は、子どもたちに強制すべきではないという価値観です。
挨拶や返事は、自然と出てくるものであって、大人が無理矢理行わせるものではない、という価値観です。
私は、この価値観に違和感を覚えます。
そもそも、挨拶や返事は、人が社会力を発揮するためには不可欠なものであり、教えられて初めてできるようになる、と考えているからです。
社会力とは、人とかかわりながらよりよい社会をつくる力のことです。
社会で生き抜いていく上で、人と好ましい関係を築かなくてはなりません。
挨拶や返事はそのための大切なスキルであり、このスキルは万国共通です。
そして、このスキルは大人が子どもにしつけて、できるようになるものなのではないでしょうか。
森信三先生のしつけの三原則に挨拶、返事、後始末(履き物を揃える)をあげています。
この3つのことができるようになれば、一応、人としての目途がたつと。
私も同感です。
