体育授業ー42 授業はリズム
◆小学校の授業は45分間。子どもたちの快活な学びを現出させるためには、ある種のリズムが必要だと考えます。リズム、それは、静と動のバランスから生まれると思います。
特に体育授業には、リズムが大切だと考えています。
曲を活用して準備運動をする、その後、主運動につなげるためのパワーアップを取り入れます。子どもたちは、挨拶からここまで、とても快活です。
その後、教師が子どもたちを集合させます。
今日の授業のめあてや教師が学んでほしいことについて説明します。時に、子どもたちに発表させ、教師との問答があります。
子どもたちの立場になって考えると、挨拶から準備運動、パワーアップまで動き続けるので、心拍数も上がります。その後、集合させ子どもたちのめあてを確認するのは、“動”から“静”へ入ります。
ここで、リズムを大切にする教師は、子どもたちの心拍数が落ち着くまで、時間にするとせいぜい3分間で、めあてを説明し、子どもたちを次の活動へ入らせるのです。
特に、研究授業ともなると、くどいほどめあてを確認してしまいます。子どもたちの発表もさせたくなり、さらにくどくなります。めあてを確認するのに5分間以上も経過すれば、準備運動からパワーアップであたたまった体はすっかり冷えてしまいます。体だけではありません。心も冷えてしまうのです。
めあての確認などは、子どもたちがよく分かっているはずです。ですから、集合時して、全体へ指導するのは、サラリと行い、すぐに課題解決の運動に入らせます。
そして、個別に、またはグループごとにめあての修正を行ったり、解決方法について指導・アドバイスしたりするのです。
45分間の授業は、生き物です。“静”と“動”をどのように組み合わせていくのか、それによって、授業にはリズムが生まれ、授業の命が吹き込まれるのです。

