教師－9 心に残るターニングポイント（2） 実践したらまとめること
◆私の初めての研究授業を参観された先輩の体育主任Ｆ先生が、熱心に助言してくださった言葉です。
さらにＦ先生の助言は続きます。
「しばらくの間は、ボール運動を研究した方がいいでしょう。ボール運動が自分の中で消化されてから他領域の授業研究をしても遅くないはずです。」
この助言は、先の教訓に通じるものがありました。
さて、私はこの助言通り、ボール運動に的を絞り授業研究に取り組み、技能調査やアンケートによる意識調査等を手がかりに授業の成果と課題についてまとめました。
まとめたレポートは、学校内外の先生方に配付し、ご指導をお願いしました。
確かに、授業後に、自分の実践を文章に整理してみると授業中には、自分では気付かなかったことが幾つも浮き彫りにされ、新たなことを発見することができました。
これ以後、授業実践をレポートや論文に整理することは、私の習慣のひとつとなり、自分の実践を客観的に振り返る重要な手法となりました。
【ターニング・ポイント２】
まとめることにより実践は深まる！
