管理職ー53 教職員の力を生かす
◆校長になると、いかに自校の教職員の力を存分に発揮させるか、常に考えています。
教職員の何気ない行動や一言から、資質・能力を感じ取り、適切なフィードバックを行い、校内人事には、今までの点を結びながら、その教職員が最高のパフォーマンスを発揮できるような配置を行います。
しかし、どんなに配慮したつもりでも、100%の校内人事は叶いません。
それでも100%に近い力を発揮していただくための最良策を考えます。
その際に、最も考えなくてはならないことのひとつに、教職員同士の相性があります。
どちらも能力があるのに、なぜか、相性が合わない教職員。
突き詰めていくと、原因も理由もありません。ただ、相性が合わないからとしか言いようのない場合も少なくありません。
反対に能力がさほど高くないのに、一緒にチームを組むと1+1=2以上の力、場合によっては、1+1=100もの力を発揮する場合もあるのです。
こうしたことを考えると、校内人事は複雑なパズルと同じです。
知恵に知恵を絞って、最適解を見出します。
それが、校長の大切な仕事です。
以前、プロ野球の監督が「チーム編成できたところで監督の仕事はほぼ終わっている」とコメントしていたのを思い出します。
校長も同じです。来年度の人事を完遂した時点で、1年間の仕事をほぼ終えているのかも知れません。
