新しい表現力 「教育は愛」No.437

学校教育

学校教育ー98 新しい表現力

◆一人一台のタブレットPCは、子どもたちの学びを確実に変化させています。その中でも子どもたちの表現力は、今までに無い世界を見せてくれるようになりました。この表現力をもっと伸ばしていきたいと強く思っています。

 パワーポイントやワードを駆使して、プレゼン資料を作るのは、今の小学生でも既に当たり前になっています。見事なプレゼンを何度となく見てきました。

 今日は、校長室へ3人組の子どもたちが訪れました。4年生の子どもたちです。彼らは、丁寧に挨拶をし、私に取材をしたいのでアポイントメントを取りに来たと言います。

 その丁寧さと熱心さが心地よく「今でもいいですよ」と答えると、大喜びして入室します。ソファを進めるとそこに座り、タブレットを取り出し、早速取材開始です。

 「今、校長室にいます。これから千葉校長先生にインタビューをしたいと思います」と司会役の子どもがナレーションするとインタビュアー役の子どもが、カメラを気にしながら私に質問してくれます。過去にも、何度となく子どもたちの取材を受けています。しかし、今回のように動画で録画しているインタビューは初めてです。

 「校長先生は担任をしたことがありますか?」

 「何校くらいの学校でお仕事されましたか?」

 「今、何のお仕事をしていたのですか?」

 「好きな給食は何ですか?」など、インタビュアーの子どもは、淀みなく質問してくれます。カメラマンは、私とインタビュアーを交互に撮影しています。立派なカメラマンぶりです。

 一通り、質問を終えると「ありがとうございました!」と爽やかに挨拶をして、校長室を後にしました。

 先日の始業式で、テレビ局の取材を受けたのを思い出すくらい、3人の動作はテキパキとしていて、気持ちの良いものでした。

 こうして、番組を製作して、発表しているのです。これは、とても興味深く、高度な表現力を要すると思います。この調子で、表現力を磨いていけば、やがて世界に発信するだけの 表現力が身に付くのではないでしょうか。想像するだけでワクワクしてきました。

 今までにない、新しい表現力です!

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