朋有り遠方より来たる 「教育は愛」No.304

管理職

管理職ー23 朋有り遠方より来たる

◆「朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや」論語の一節です。同じ学問に志す友人が遠くからわざわざ訪ねて来てくれるのは、なんとも楽しいことである。学問について心財を同じくする仲間がいる喜びを述べた言葉です。

 本日、長年お付き合いをしている友人が、わざわざ訪ねてくださいました。彼は、別の地区で小学校の校長をしています。私とは教諭時代からのお付き合いです。体育科教育を互いに学び合い、時に学究経営についても熱く語り合ったものです。

 彼は、私より年下で、とても謙虚で、向上心に溢れた教師です。昔から自分で実践をして分からないことがあると熱い眼差しで私に質問してくるのです。私も彼の質問を通して、勉強をさせていただいたものです。

 彼は、教育委員会で活躍されていた時も、教頭、校長になった時も、その謙虚さと向上心は全く変りませんでした。

 そして、校長になった今も、昔と同じように質問を幾つか持って私を訪ねてくれます。

 そこで、語り合う時間は、私にとってかけがえのない宝物です。

 教諭時代は体育科教育について、今は校長同士として、学校経営について熱く語り合います。彼の情熱に燃える目は、昔の目と全く変っていません。

 素敵な朋です。

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