管理職ー45 校内人事
◆私は校長職を拝命してから次年度の校内人事の構想を8月から行っています。まず、主任級の教員とヒアリングを行い、学校の基軸を固めます。その上で、次年度のチーム構想を描き、どのような人材を補強するか、具体的なイメージを持って、10月以降の教育委員会のヒアリングに臨んでいます。
校長の中には「教育委員会がどのような人材を配置してくれるのかが分かってからでないと校内の人事は組めない」と言う者もいます。このような校長は、次年度の具体的構想を持たないで、教育委員会のヒアリングを受けているのでしょう。
次年度のチーム構想を具体的に持つことは、校長としてとても重要なことだ、と私は思います。
私はよく、プロ野球の世界を例えに使うのですが、ドラフト会議で、次年度、どのポジション、どのような特長を持った選手を指名するのか、具体的な構想を持たずに参加する監督や球団代表がいるのでしょうか?
ドラフト会議は、教育委員会のヒアリングです。
どのような教員が欲しいのか、それはなぜなのか、明確なビジョンを持ってヒアリングに臨むべきではないでしょうか。
明確なビジョンを持つためには、次年度の校内人事の整理を8月からスタートしても決して早過ぎることはありません。
教員の中には、「もう来年度の人事ですか?」と首を傾げる者もいます。しかし、それは、自分で校内人事を行ったことがないからそう思うのです。
全ての教員を適材適所に配置し、学校力を最大限に発揮させるためには、教員が納得して奮闘できるような体制を組む必要があるのです。それが、いかに困難なことか、実際にやってみなければ到底分かるものではありません。
そして、校内人事は、校長の最も大切な仕事です。校内人事さえ、うまく組めれば、あとは、順調に教育活動は進みます。
今、11月も半ばです。音楽会などの学校行事に全力を傾注しながら、次年度の校内人事も着々と進めています。次年度の学校の姿を具体的にイメージしながら・・・。

