職場ー66 楽しい時間
◆研修主任と教師の研修の在り方をディスカッションする時間は、私にとって至高の時間です。価値観が合致し、建設的な意見を交わすこと、教師の明るい未来を目指して語り合うことは、夢がありロマンと言ってもよいでしょう。
恩師がしきりに「ロマン」を口にしていたのを思い出します。
「ロマンを持って教育しようじゃないか、教育はロマンだ!」
恩師とほぼ同じ年齢になって、その言葉の意味が理解できるようになりました。
教育は、与えられたものを実行するだけではないのです。子どもたちの成長を願い、そのために、創意工夫を凝らして教育に挑む、そこに「ロマン」があるのです。
研修主任は、常に子どもたちのことを第1に考えています。そして、教師とは、子どもたちのことを考え、自らの授業力、教師力を磨き、積極的に精進しなければならない、と考えてくれています。
この考え方は、私の「教育は愛」を信条とする考え方と合致しています。
ですから、研修主任とのディスカッションは、例え勤務時間外に及んでも、お互い、全く気にならないのです。むしろ、今日も一緒に熱く語り合えて良かった、その幸せの波動が胸に響いているのです。
教師たる者、人から与えられ、決められた研修に甘んじていては半人前です。自分で目の前の子どもたちの課題を分析し、その課題を解決するための仮説を立て、実践し、検証して自らの授業力、教師力を向上させなくてはなりません。プロなのですから。
授業力=教師の能力、と考えられる節も見られますが、私はこの他に「教師力」が必要だと考えます。「教師力」とは、子どもたちと信頼関係を結び、やる気を高め、自信を持たせることができる総合力とも言えます。この力は突き詰めれば、「人間力」に行き着くものです。
どんなに授業が上手でも、子どもたちを夢中にさせ、子どもたちからリスペクトされるような教師の人間力、それが「教師力」です。
このようなことを語り合える人とはなかなか出会えるものではありません。
今、私は若き研修主任と出会えたこと、共に楽しい時間を共有できることに無上の喜びを感じています。 ~ 感謝 ~

