学校教育ー128 特別支援学級の学び
◆特別支援学級で学ぶ1年生の子どもたち3名が校長室まで私を訪ねてきました。国語の授業で私にインタビューをすることが目的でした。私は子どもたちの様子を見て驚きました。
特別支援学級で学び、まだ1年間は経っていません。
しかし、子どもたち一人ひとりの成長ぶりには本当に驚きました。
自分の質問をノートに書き、私に一つひとつ、丁寧に質問します。私が答えるとその答えをノートに書きます。
しかも、3人で助け合いながらインタビューを進めているのです。
その姿を見て、国語の学力の向上も勿論ですが、人とのコミュニケーション能力に大きな成長が見られたのです。
私は、教師生活を特別支援学校でスタートしました。
そこで、教育とは、子どもたちを社会自立できるようにする営みであることを頭に叩き込まれました。
国語や算数ができるようになることも大切です。しかし、もっと大切なことは、子どもたちが将来、社会的自立ができるように成長させることなのです。
そのためには、挨拶や人との良好なコミュニケーション、失敗した時にどのように立ち直るか、そういった実践的な力をコツコツと身に付けさせることが肝要なのです。
今日、校長室へ来室した3人の子どもたちは、国語の学力だけでなく、私との良好なコミュニケーションも交わすことができるようになっていたのです。
校長室への入室、退室時の挨拶も見事でした。
特別支援教育は、“教育の原点”という私の信念は変ることはありません。
今、目の前の成長著しい子どもたちを見ていて、その考えは一層深まりました。

