疲れをとる 「教育は愛」No.333

職場

職場ー41 疲れをとる

◆真剣に仕事へ取り組んでいれば、疲れがたまるのは当然です。どんなに好きな仕事でも、毎日、全力投球が続けば、疲れはたまります。それでも、安定して、長い間、その仕事を続けていくためには、上手に疲れをとる方法を自分なりに見出す必要があります。

 若いうちは、徹夜が続いても、少し休めば回復したものです。しかし、40歳を超えると回復力は衰えてきます。それが、当然であり、自然の理です。

 これを無視して、全力投球を続けると、体に支障が出たり、心にダメージを受けたりしてしまいます。40歳の働き盛りに、突然、やる気を喪失してしまう「バーンアウト」という現象を以前聞いたことがあります。燃え尽き症候群です。

 では、上手に疲れをとるにはどうしたらよいのでしょうか。

 お酒を飲んで発散する、大好きな趣味に没頭する、美味しいものを食べる、スポーツを楽しむ等々・・・アクティブな疲れをとる方法もあるでしょう。しかし、これらの場合は、メンタル的な疲れを癒やす効果はあっても、フィジカル的な疲れをとることにはつながりません。

 体は正直です。疲れは、自分の体の弱いところに痛みや違和感となって表れてしまうものです。

 やはり、疲れた時には、静かに体を休めることが一番だと思います。食事と睡眠、これが一番です。しかも、疲れ切ってしまう前に、休むことです。疲れ切ってしまうと完全に回復するまでに、数日間を要します。しかも、長引けば長引くほど、メンタルにも支障が出ます。少し疲れを感じたら、早めに体を休めることです。

 そのために、有給休暇はあるのですから。

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