真摯な教師 「教育は愛」No.586

教師

教師ー90 真摯な教師

◆真摯な教師がいます。常に子どもたちのことを第1に考え、研修にも熱心に取り組んでいます。教室は、子どもたちの今までの歴史が一目で分かるような写真が丁寧に掲示されています。

 私は、いつもこの教師と接していると心が洗われる思いになります。

 そして、自分もこの教師のような心持ちで仕事をしていたら、今頃、どのようになっていたのか、と思うこともあります。

 真摯な教師は、自分で納得する方法を見出し、日々、ベストを尽くしています。

 研修のこと、教師の在るべき姿のこと、学校のことを一緒に話していると、時を忘れてしまうほど楽しくなります。

 この教師は、教育という仕事にピュアに夢中になっているのではないでしょうか。

 私は、そのピュアな心に惹かれているのでしょう。

 大昔のことです。ある先輩が、「学校の教師は、学校を離れている時も教師だと分かるような雰囲気が出ていて嫌だ。学校を離れたら、もっと別の顔をもった方がいい」と言われたことがあります。

 確かにこの先輩は、学校を離れると意識的に学校にいる時とは異なる言葉遣いや振る舞いをしていました。

 しかし、私はこの意見には反対です。

 本気になって教師という仕事をしていれば、頭から足の指先まで教師になっていてもよいのです。学校を離れていても、教師の雰囲気、オーラを発することができるくらい、教師という仕事に没頭してよいのではないか、と考えています。

 ここで取り上げた真摯な教師は、教師としてのオーラを発しています。

 私が理想としている教師像そのものです。その姿は、私も到達できなかった姿です。

 もっと若い頃から真摯な態度で教師という仕事に打ち込んでいれば良かったと反省することしきりです。

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