礼儀正しさ 「教育は愛」No.583

学校教育

学校教育ー127 礼儀正しさ

◆SNSが全盛の今、礼儀正しい挨拶を教育する場は、学校教育に委ねられているような気がしています。「失礼します」「ありがとうございました」など、実際にこのような挨拶を行える場は、学校しか残されていないのではないでしょうか。

 もちろん、スポーツや芸事の習い事をしている子どもは、そこで礼儀について学ぶ機会があるでしょう。剣道を習っている子どもが、礼を習う、先輩を敬う挨拶を習うことは必須のことでしょう。私も小学生時代に習った剣道で、礼の仕方や、礼儀正しい所作について学ばせていただきました。

 しかし、習い事をしていない子どもが、礼儀正しい挨拶を学ぶ場は?

 やはり学校しかないのではないでしょうか。

 今日、2年生がかけ算九九の最終検定を校長室で行いました。

 私が感心したのは、かけ算九九の出来映え同様、校長室へ入る時の挨拶、出る時の挨拶です。「失礼します。かけ算九九の検定をお願いします」「ありがとうございました。失礼しました」2年生とは思えないような立派な挨拶でした。

 これらは、担任の教師が、事前に指導したものです。その指導を受けて、実際にやや緊張しながら、校長室で挨拶をしてくれているのです。私は、その立派な挨拶と態度を大きく称賛しました。

 2年生の子どもたちにとっては、かけ算九九の合格と同時に、校長室での礼儀正しい挨拶と態度を誉められたこともきっと忘れられないのではないでしょうか。

 礼儀正しい挨拶や態度は、その具体的な動作、言葉を指導し、実践できた時には大きく称賛することによって子どもたちに身に付けさせていくものです。

 教える→実践する→称賛・紹介する→まねした子どもを見つけて称賛する

 このサイクルが基本的な指導過程です。

 学校では、今日のかけ算九九検定だけでなく、いろいろな場面で礼儀正しい挨拶を実践し、学ぶ機会に溢れています。

 令和の時代、礼儀正しい挨拶や態度を子どもたちに学ばせることができる最後の砦が学校なのです。

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