教師ー75 空気を変える
◆歌劇の舞台でトップスターが登場すると空気が変るのを感じます。なぜ、空気が変るのか? それは、そのスターの魅力もあるでしょう。そして、そのスターの“人間力”も大きく関係していると思います。
柳家小さん師匠が、「芸を磨くのではなく人間を磨け」と林家たい平師匠にアドバイスされたことは、このブログでも書かせていただきました。
歌劇のトップスターについても同じではないでしょうか。芸を磨くだけでなく、人間を磨いているからこそ、その人が舞台に登場した瞬間に、舞台全体の空気が変るのだと思います。
これは、どの世界でも同じではないでしょうか。
学校にも出入りの業者さんが多数いらっしゃいます。その中でも、その人がいると空気が変る人がいます。その人がいると分かるのです。存在感があるのです。
教師も同様です。
その教師が教室に入るだけで、パッと明るくなる。空気が変る教師がいます。
そういった教師は複数いますが、共通しているのは、“人間力”があるということです。
“人間力”は成功だけで身に付くものではありません。失敗したり、大恥をかいたり、人と喧嘩したり、落ち込んで自信を失ったり、そのような経験を自分の中で、肥料として、プラスに転換しようとするのです。
膨大な時間がかかるかも知れません。
そうやって独特のオーラを身に纏うようになると、その教師が登場した時には、他の教師にはないオーラが、その場の空気を変えているのでしょう。
私もできれば、その場を明るい空気に変えられる人、教師になりたいと考えています。

