継続すること 「教育は愛」No.244

生涯学習

生涯学習ー15 継続すること

◆私自身の今までを振り返ってみると、特に秀でた才能は見当たりません。ただひとつ、自分の特長として言えることがあるとしたら、それは継続することでしょうか。

 何かひとつのことを継続することは、体に染みついているかも知れません。

 よく、自己肯定感を高めるとか、自分の長所をアッピールすることは大切だ、と言うことを見聞きします。

 自分の長所は、自分で言うことではなく、他人が評価して気付くものなのかも知れません。昨年度、6年生の子どもたちに、卒業前に最後のメッセージを込めて、自分のことを語りました。

 こういう場合、よく歴史上の偉人や現在活躍されている有名人のことを取り上げて、「この人は、このように努力して、成功された。だから皆さんもがんばりましょう」という形式は、ありふれているパターンです。

 しかし、私の場合、自分の失敗やら、自分の信じていることなどを赤裸々に子どもたちに語ることにしたのです。そこで、自分が今までやってきたことを整理すると、どうやら「継続すること」だけは、自信をもって言えると気付いたのです。

 コツコツと読書録を書く、自分の考えや思いをノートに書く、体育主任時代は、運動場のライン引き、毎朝の子どもたちとのゴムボール野球など、とても小さなことばかりです。

 その習慣は、今でも仕事に生きています。

 保護者・地域の方向けに、発信しているブログ、校長通信「教育は愛」、教職員に向けて、校長の思いや事務連絡等を伝える日報代わりの「校長メール」、継続して更新しています。

 昨年の8月からは、新たに、本ブログ「教育は愛」をコツコツと更新しています。

 小さなことでも、毎日継続しているうちに、自分の中で新しい自分を発見することができる、というのが私の感想です。ひとつの自分探しかも知れません。

 今日は、継続していることのひとつ、もう20年間以上続けていることです。

 毎月、お花をある方のご自宅までお届けしています。早朝の往復、約120Kmのドライブです。

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