コラムー26 いつまでも年齢を感じさせない魅力的な方
◆聞くと80歳を超えていると言います。ドライバーの飛距離も、フォームも20以上若い私よりも遥かに上!実にパワフルです。
また、ある講演会の講師の方、70歳を超えていらっしゃるというのに驚く程、エネルギッシュ!言葉にも表情にも張りがあります。
このように、年齢を感じさせずに、若々しく仕事やスポーツに励む方に出逢うとどうしたらこのような若さやエネルギーを維持できるのか、知りたくなってしまいます。
ラウンドの昼食時に、「Aさんのプレーは力感に溢れ、ハツラツとされていますが、何か特別な健康法があるのですか?」と質問してみました。すると「食事に気を付けています。肉より野菜を多く食べるようにしています」さらに、「仕事はできる限り、続けたいと考えています。今でも時間の許す限り仕事をするようにしています」と丁寧にご教示いただきました。
この方の他にも色々と健康法をお聞きしてみました。共通しているのは日常生活の中で習慣としていることがあるようでした。
1 食事(内容と時間など)、2 仕事(取り組み方など)、3 運動(ウオーキングやスイミングなど)、4 睡眠(就寝時刻、睡眠時間など)、5 趣味(忙しくても必ずやることなど)
これらのことは、特別なことではないのかも知れません。毎朝、氷を入れた水風呂に入ることを健康法にしていた、ある伝説のプロレスラーの特別な健康法とは異なります。
このように当たり前のことでも、誰にでもできそうなことでも、毎日継続されているということが称賛に値するのです。
◎物事を継続するためには、その人が「よりよく生きたい」という強い願いを持ち、それを実行できる意志を持たなくてはなりません。
どうしたらそのような強い意志や願いを持つことができるのでしょうか? 一概にひとつに集約できることではないでしょう。大病を患い、それ以後習慣とした人、尊敬している師のまねをした人、本で紹介されていることを実践した人、友人と一緒に取り組んで習慣とした人・・・様々です。
きっっかけはともかく、重要なのは、このような方々は「若々しく、健康で生きる」という人間本来の生き方に舵取りをして、人生航路を洋々と進まれているということではないでしょうか。
私が出逢ったいつまでも若々しい魅力的な方々は、皆さんハツラツとしていて笑顔がとても素敵です。
松下幸之助氏が「青春とは、心の若さである」と書物の中で語られていたのを思い出します。年齢とは、体の齢ではなく、心の持ち方によって左右されるものかも知れません。