職場ー75 話し合いの本丸
◆学校という職場には多種多様な話し合いがあります。子どもたち同士、教師と子ども、教師同士、教師と保護者、教師と関係機関等々・・・。私は、校長としていろいろな話し合いに参加させていただいています。
話し合いは、自分の意見を伝え、相手の意見を聞く、そこで意見のギャップを埋めていくのが基本だと思います。
子どもたち同士であれば、休み時間に何をして遊ぶのか?自分の遊びたい遊びを友だちに伝え、意見が異なった場合には、ジャンケンで決めることもあるでしょう。
教師と子どもの話し合いであれば、最終的には、教師の指導が入り、より正しいと思われる価値観へ着陸します。
教師同士では、教育内容のことで意見が異なり、熟議する場面が多々あります。最終的には、子どもたちの成長に結び付く方法を導いて幕となります。
教師と保護者の話し合いも苦情や相談など、内容が多岐に及ぶものです。
教師も保護者も望むことはただひとつ。子どものよりよい成長です。ですから、その一致点を見出すまで繰り返し熟議を行うことも少なくありません。
教師と関係機関、例えば、教育委員会、児童相談所、中学校、幼稚園・保育園、行政機関などとの話し合いでは、子どもを支援するための具体的な方策を探ることが中核となります。
このように、いろいろな話し合いが行われている学校ですが、話し合いで大切なのは、話題の本丸は何か、ということをしっかりと見定めることだと思います。
その本丸から外れてしまうと、着地点が見出せず、話し合いが空転してしまうものです。
空転を回避するためには、話し合う前に“本丸”(目的)は何かを互いに明確にしておくことが得策だと思います。
“本丸”からそれてしまい、お堀の周りをウロウロしてしまう話し合いは虚しく、時間の浪費です。
また、時間は誰にとってもかけがえのない大切なものです。私が教職員と話し合う際も、できるだけ、相手の都合を確かめ、了承を得てから話し合うことにしています。
“本丸”と時間は、話し合いのキーポイントとなります。
