読書の習慣 「教育は愛」No.214

教師

教師ー24 読書の習慣

◆読書の習慣を確立することは、子どもたちだけでなく、教師も大切です。読書することにより、自分の知らなかった世界を知り、教養を深め、感性を磨くこともできるからです。ましてや、学問を指導する教師たる者、読書の習慣は大切にしたいものです。

 勤務校の司書教諭が、子どもたちの読書活動を活性化させるために、教員研修を企画してくれました。

 ビブリオバトル研修です。教師一人ひとりが、自分のお薦めの本をグループ内で3分間紹介します。その後、3分間、協議します。これをグループ内で全員行った後、グループの代表を決定するという研修でした。

 私もお薦めの本を持っていき、発表しました。私もそうでしたが、参加した教師全員が、夢中になって取り組めた研修となりました。

 その後、教師によるビブリオバトル研修の様子を子どもたちにも紹介し、各学年でビブリオバトル大会を実施しました。グループ代表→学級代表→学年チャンピオン大会です。

 各学年のチャンピオンには、私から賞状を表彰し、その栄誉を讃えます。

 こうして、読書熱を学校全体で上昇させます。

 さて、教師の読書についてはどうでしょうか?

 以前、巨人軍の原辰徳監督が、何かのインタビューでコメントしていたのを思い出します。

 「ゲームの勝敗に日々追われていますが、知識や教養は、きちんと頭に入れとかないといけません。ですから、本を読んでいます。」

 必ずしも野球関係の本ではない印象を持ちました。組織を率いるリーダーとして、幅広く知識や教養を身に付け、采配にも幅を出そうとされていたのではないでしょうか。

 私も、本だけは常に傍らに置き、ページをめくることにしています。

 ジャンルは多様です。歴史、自己啓発、ベストセラー本、小説、エッセイなど。中でも好きなのは、リーダー論や人生論が書かれている本です。

 何度読んでも飽きない本として『男の条件』(永松茂久氏著)があります。永松氏の著書は、ベストセラーとなり、何冊も出版されています。いろいろなことを学ばせていただいています。

 本は、私にとってかけがえのない人生のパートナーです。

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