教師ー59 響く言葉
◆やや疲れてナーバスになっている時でも、子どもたちと挨拶を交わし、言葉を交わしていくうちに自分の気持ちや表情が変化していることに気付かされることがあります。子どもたちの優しさや元気に触れると気力がチャージされていくのでしょう。
このことは、登下校で見守り活動をしてくださっている地域の方も同様なことをおっしゃっていました。
また、保護者や地域の皆様と接している時も笑顔で子どもたちのことや教職員のことをお話しくださり、お褒めの言葉をいただくと、同じように気力が満ちてきます。
人は、言葉によって自分の思いを他人に伝えていきます。言葉には、古来より「言霊」があると伝えられてきました。言葉に霊力がこもっていて、言葉に表したことは、現実のものになる、とも言われています。
私は、気力をチャージされていく、と冒頭で述べましたが、子どもたちの優しさや元気、励ましなどのあたたかい思いが、自分の胸の中に拡がっているのでしょう。言葉を通して。
たった一言が人を励まし、元気にすることもあれば、その一言でショックを受け落胆してしまうこともあります。
言葉には、感情や思いが込められています。子どもたちの優しい心は純粋無垢な美しいものです。その心が込められた「おはようございます」「ありがとうございます」には、人の心を優しくしてくれる効果があるのです。
ですから、私たち教師や大人は、よい感情を込めて言葉を発することを心がけたいものです。特に子どもたちに対しては。
子どもたちの心は、大人よりも繊細でピュアなのです。その心を決して傷つけてはなりません。心がふっくらするような、自信をもてるような、そんな言葉を使いたいと考えています。一度発せられた言葉は、元には戻りません。言葉には敏感になっていたいものです。
そして、できれば、無意識のうちに肯定的で、相手の心に響くような言葉を発せられるようになりたいものです。
そのためには? 心そのものを磨いておかなければならないのではないでしょうか。