2024-08

管理職

校長は姿を見せ続けること 「教育は愛」No.76

世間の方は、校長は校長室に閉じこもって仕事をしているものという固定概念があるようです。地域の学校です。校長が地域へ姿を見せ、積極的に地域の方々とコミュニケーションを図ることが、開かれた学校につながっていくのではないでしょうか。また、地域を毎朝、歩くことにより、校内に居ては分からない情報も自分の耳目で収集することもできます。それらの情報は、学校経営にも大変役立ちます。
学校教育

ICTと表現力  「教育は愛」No.75

今の子どもたちは、デジタルネイティブです。ICT機器を与えれば、自然と使い方を探り、使いこなしていく力を持っているのです。子どもたちは、ICTを活用して、大人が驚くような創造力と表現力を伸ばしていきます。自走しながら発展できるのです。教師には「教え、身に付けさせる教育」から「引き出し、伸ばす教育」への転換が求められているのではないでしょうか。
学校教育

初任者研修について思うこと 「教育は愛」No.74

初任者研修を頑張っている初任者の教師を見ていて思うことがあります。全ての教科の研究授業に追われるよりも社会人としての自覚と子どもたちをリードできるリーダーシップを磨くような研修が求められているように感じています。子どもたちの心を掴むことができる心の持ち方や言葉掛け、立ち居振る舞いなど、より実践的な内容を初任者研修に盛り込んだ方がよろしいのではないでしょうか?
コラム

噂話が大好きな厄介な人 「教育は愛」No.73

噂話が大好きな厄介な人は、どの職場にいるのではないでしょうか。もし、自分が噂話の対象とされたとしても、真に受けないことです。そのような厄介は人は、次から次へと新しい噂話に花を咲かせようとするのですから、自分のことなどほんの一瞬のこと、と割り切って無視することです。そもそも、この手の厄介な人をまともに話をすること自体がリスクなのです。
コラム

話が上手な魅力的な方 「教育は愛」No.72

話が上手な魅力的な方は、話の内容だけでなく、身振りやゼスチャー、表情や衣装まで気を遣っているものです。そして、何よりも、その人の人生観や仕事観など、根底にある想いが、自然と話を通して伝わってくるのです。他人に話をする時、知らず知らずのうちに、自分の内面が滲み出てしまう、ということを話の上手な魅力的な方々から学ばせていただきました。
恩師

N先生が大好きで登校できた 「教育は愛」No.71

担任の先生が大好きになったから学校へ通うのが大好きになった、という子どもは結構いるのではないでしょうか。私も小学生時代、担任の先生が大好きになって、それまで学校嫌いだった私は、学校へ通うのが楽しくて仕方なくなりました。それどころか、将来の夢を小学校の教師と決めたのです。担任のN先生が大好きだったからです。
職場

ムーンショット 「教育は愛」No.70

ムーンショットは、困難な壁ですが、それを乗り越えた時には、大きな成果が得られる計画です。壮大なムーンショットでなくても、学校でも日常的にその人に応じたムーンショットがあります。壁を前にして、諦める人、乗り越える方法を積極的に考える人、2種類の人に別れます。私が、ともに壁を乗り越えたG係長との想い出は、今でも生きていく上で大切な糧となっています。
家庭教育

家庭学習の時間 「教育は愛」No.69

家庭学習の時間を設定する上での単位時間の考え方が、平成の時代と令和の時代では、異なってきていると考えます。デジタルネイティブの子どもたちの体に染み込むような家庭学習の単位時間の設定とはどうすればよいのでしょうか。私の考えをまとめてみました。
学校教育

学習習慣の確立 「教育は愛」No.68

学校の授業だけで完結できる内容と家庭での習熟が必要になる内容と区別して考えることが必要です。授業では考え方や調べ方の基本を学ぶ。その学んだことを繰り返し練習して習熟させ、理解すること、その場は時間割で区切られた学校ではなく、家庭での生活習慣を視野に入れる必要があるのではないでしょうか。家庭での学習習慣をしっかりと身に付けさせるためには、ご家族のご理解とご協力も必要不可欠です。
学校教育

卒業生を送り出すということ 「教育は愛」No.67

教師への報酬、それは子どもたちとの温かい心の交流です。そして、卒業生を担任することによって、抱えきれない程の素敵な想い出を子どもたちからプレゼントされます。これは、教員生活を続けていく上でのかけがえのない宝物となります。卒業生を送り出すということは、教職へのさらなる意欲をかき立て、教師としての力量も大きく向上させることにつながります。