2024-10

中学年

根気強さと達成感 「教育は愛」No.121

鉄棒運動は、授業で動き方を理解しただけでは、子どもたちが夢中になるくらい技や動きを上達させることはできません。そのためには、学級の雰囲気づくりや教材研究、指導方法の研究など、教師の情熱と努力が必要です。そして、子どもたちをできるようにするまで根気強く練習を繰り返した時、子どもたちは、深い達成感を味わい、鉄棒運動だけでなく、様々なことに対して、自信を持てるようになるのです。
中学年

中学年の体育授業  「教育は愛」No.120

中学年の体育授業では、子どもたちは、高学年とは異なる伸びを見せてくれます。教材や指導法を工夫すればするほど、飛躍的な伸びが見られるのが中学年の体育授業です。中学年の子どもたちは、身軽で、器用な動きを司る運動神経が大きく発達する時期でもあるのです。
コラム

責任感の無い人  「教育は愛」No.119

肝心な時に自分が担当している仕事を放棄して逃げてしまう厄介な人がいます。このような人と一緒に仕事をする場合には、最初から逃げ出すことを想定しておくことです。当日、または、直前に、陳腐な言い訳をして逃げ出すことを頭に入れておくことが肝要です。
コラム

シャレ心ある魅力的な方 「教育は愛」No.118 

何歳になっても「素敵!格好いい!」と惚れ惚れしてしまう方とお会いすると、心に春風が吹いたような気分になります。このような方は、笑顔で爽やか、他人の悪口を言わない、身なりもスマートで、去り際があっさりしていて美しいという共通点があるようです。ハリウッドスターのロバート・レッドフォード、ケビン・コスナーなどが演じられている役どころを彷彿とさせます。
低学年

集団行動   「教育は愛」No.117

集団行動は、やらされているイメージが強いものでした。しかし、指導の仕方によっては、低学年でも楽しく学ぶことができます。そして、集団で行動することは、子どもたちの心を合わせることにも通じるものです。
低学年

逆さ感覚  「教育は愛」No.116

子どもたちは、逆さになった途端、自分の位置関係が解らなくなってしまいます。頭とお尻が逆転した瞬間です。ですから、今、逆さになっているということを補助をしながら丁寧に指導する必要があります。そうでないと鉄棒で逆さになった途端に手を放してしまうということが起きてしまいます。逆さ感覚は、自然発生するものではありません。大人が教えて、初めて身に付くものなのです。
低学年

想定外の力  「教育は愛」No.115

子どもの力は、時として、大人が考えていた以上の発展を見せてくれることもあります。元来、大人は、安全を優先するあまり、子どもが存分に力を発揮できないような条件をつけて運動をさせる場合が多いのではないでしょうか。もっと、安全に至る手順を踏まえ、子どもたちが、自分の力を100%出し切れるような体育授業を心がけるべきではないでしょうか。
低学年

ころび方から教えます 「教育は愛」No.114

平成、令和と時代は移りますが、昭和60年頃をピークに年々、子どもたちの体力は低下し、現在は下げ止まり状態を示しています。また、運動能力は二極化していて、中には両手で自分の体重を支える動き方もわからない子どももいます。ですから、ころんだ時に手のひらを着けずに、手の甲を着いて、骨折してしまうこともあるのです。基礎的・基本的な感覚や体の使い方については、低学年の体育授業で丁寧に指導する必要性を年々感じています。
低学年

子どもは見てもらいたい! 「教育は愛」No.113

体育授業ー6 (低学年)低学年は先生に見てもらいたいのです! 低学年に限らず小学生の子どもたちは、みんなそうです。先生に見てもらい、認めてほしくて仕方ないのです。 特に低学年の子どもたちならなおのことです。 計算でも、漢字でも、運動でも、初...
コラム

口が軽すぎる厄介な人 「教育は愛」No.112

口が軽すぎる厄介な人は、どのような組織にも一定数いるものです。このような人は、知っていることを面白おかしく他人に伝えることが大好きで、自分で口を閉ざすことができないのです。このような厄介な人には、大切なことは話さないことです。そして、逆にこの人からいろいろな情報を収集してみてはいかがでしょうか?