2025-03

生涯学習

『少年と犬』を読んで 「教育は愛」No.250

涙がとまらなくなる直木賞受賞作、馳星周氏の『少年と犬』を読みました。涙がとまりませんでした。動物は、時として、人の心を察し、傷ついた心を癒やし、労ってくれるような眼差しを向けてくれることがあります。作品に登場するシェパードと和犬の雑種、多聞に思いを馳せながら寝室へ向かうと、ベッドの上で丸くなっている愛猫、菜々さんが丸くなっています。思えば、菜々さんには、私が体調の悪い時や嫌な思いをした時に、それを察するように側に寄り添ってくれます。昨夜も1週間の心の傷を抱え、ややが疲れていました。菜々さんにはそれが分かったのでしょう。大切な家族です。