生涯学習ー19 動物とのふれあい
◆『少年と犬』でも、動物とのふれあいについては書かせていただきました。学校にも1羽のうさぎがいます。寒さを避けるために、職員玄関に居を移し、子どもたちが毎日お世話をしてくれています。
その中でも、一人の女の子は、とても献身的にお世話をしてくれています。やがて、うさぎにも分かるのでしょう。その女の子が近づくと立ち上がって喜びを表現しています。
私は、愛猫とのふれあいを通して、動物との心の絆は確固たるものだと考えています。愛情は、動物にも伝わるのです。
英国には、「子どもが生まれたら犬を飼いなさい」という諺があります。
子どもが生まれたら犬を飼いなさい
子どもが赤ん坊の時、子どもの良き守り手となるでしょう
子どもが幼年期の時、子どもの良き遊び相手となるでしょう
子どもが少年期の時、子どもの良き理解者となるでしょう
そして、子どもが青年になった時、
自らの死をもって子どもに命の尊さを教えるでしょう
小説家の伊集院静氏も、犬との心のふれあいについて、繰り返し、書かれています。
私の知り合いにも、愛犬家が多く、ペットという扱いではなく、皆、家族の一員として一緒に暮らしていることを話してくれます。
我が家の愛猫、菜々さんも、ペットだと思ったことは一度もありません。大切な家族です。
動物と人との心のふれあいは、今まで何度も小説や映画となって表現されています。
人の心を素直に理解し、受け止めてくれるのは、邪念や打算が全くない、犬や猫だけなのかも知れません。ある種の人の在るべき姿、理想の姿を動物は体現しているのではないか、と考える今日この頃です。