生涯学習ー33 人生100年時代
◆人生100年時代というフレーズが踊って数年が経ちます。私たちの世代で話題になるのは、「人生100年時代というが、大切なのは健康寿命!」ということです。今、医学の進歩により生命を維持する技術は格段に進んでいます。しかし、自分らしく生活できる状態で元気でいたいものです。
今朝の新聞に漫画家のちばてつや氏の記事が掲載されていました。86歳でなお、お元気でご活躍され、文化勲章をはじめ、数々の叙勲を受けていらっしゃる日本を代表する文化人です。お写真が掲載されていましたが、その優しく、輝く瞳がとても素敵です。
まだまだ、現役でバリバリとお仕事をされているようです。
また、近所の団子屋さんでは、ご高齢のご主人が今朝も元気に団子や餅菓子を作っていらっしゃいました。味も最高で、馴染みのお客さんも沢山いらっしゃいます。
教師として考えた時、子どもたちに「人生100年」を生きる上でどのようなことを指導していくか、真剣に考えなくてはなりません。社会がいかに変化しても、何歳になっても生き生きと生き抜くことができるようになるためには、何が必要なのか?スキルと考え方、メンタル面など、国任せにするのではなく、教師一人ひとりが真剣に考えなくてはならないことだと思います。
さて、我が身を考えると、最近、膝や腰の痛みを感じる頻度が多くなりました。歩けること、美味しく食事ができること、趣味を満喫できること、そして何より仕事を通して社会に貢献すること、これが、私の理想の健康寿命です。
私にできることと言えば、「教育」です。今は校長職を通して「教育」をしています。やがて職を離れても自分のできる「教育」の方法を見出し、社会に貢献できるよう精進したいと思いながら、先ほど購入してきた団子屋さんの餅菓子をいただいています。