修学旅行 「教育は愛」No.462

学校教育

学校教育ー105 修学旅行

◆修学旅行へ向けて、子どもたちの意欲は高まります。関東では、日光が定番になっている小学校が多いようです。そもそも、修学旅行で学べることとはどのようなことなのでしょうか。

 修学旅行は、学び舎から出て歴史や自然について旅行をしながら学びます。また、宿泊を伴うので、集団生活を丸一日、実践的に学ぶ場ともなります。

 5年生でも山や海を舞台に宿泊学習を行っている学校が多いと思います。ここでは、山登りや遠泳などの体験をしながら、集団生活を学びます。

 修学旅行では、小学校生活で身に付けた様々な力を活用して、旅行をするのです。その中で歴史や自然について学ぶのです。小学校の学習の総まとめを“旅行を通して”実践する、それが、修学旅行である、と考えてもよいのではないでしょうか。

 実際に、修学旅行で6年生の子どもたちを引率すると子どもたちの成長ぶりを随所に見出すことができます。グループ行動の主体性、ホテルでの規律ある生活ぶり、など学校とはひと味違った姿を見ることができます。

 その姿を見ていると、やはり6年生、卒業生だからこそできる旅行である、としみじみ思いますし、学校として力を注いで取り組むべき学校行事だと考えています。

 そして、何より、子どもたちにとって、“6年間の思い出の中で輝く時間”にしてほしいと毎年、願っています。

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