ベテラン教師の存在感 「教育は愛」No.553

教師

教師ー85 ベテラン教師の存在感

◆時代は、令和の時代に入り、平成生まれの教師も増えてきました。途中、コロナ禍も入り、学校教育も様変わりしてきました。その中でも、“不易と流行”の不易の部分を伝え続けてくれるベテラン教師の存在は、とても有難いものです。

 私とほぼ同じ時代を過ごしたベテラン教師たちは、いろいろな修羅場をくぐり抜けてきました。

 新任時代は、先輩教師から厳しく、指導されたこともありました。

 授業のこと、生徒指導のこと、保護者対応のこと、丁寧かつ厳しくご指導いただいたものです。  教室掲示についても、事細かく指導されたものです。教室の全面に掲示するもの、背面に掲示するもの、画鋲を刺す角度までご指導いただいたものです。

 また、懇親会時のマナーについてもご指導いただいたものです。

 座敷で懇親会をしている時、起立する際には、座布団の上に乗ってはならない、など細部に至る部分までご指導いただきました。

 学校に限らず、今の職場では、一人ひとりの自主性や主体性を尊重しています。

 仕事の行い方だけでなく、服装や言葉遣いまで自由度が保障されているのではないでしょうか。

 そのような中でも、教職員からリスペクトされているベテラン教師の一言は職場に大きな影響を与えます。

 子どもたちのことを第一に考え、働き方改革の名のもとに省略したり、縮減したりすることを認めずに、学校がすべきことを着実に完遂することを明確に提言できるようなベテラン教師の存在は、学校教育に一本の筋を通してくれます。

 そして、そのスピリッツを受け継いでくれているミドル世代の教師を見た時、学校教育の永続性を感じ、安堵します。

 変らなくてはならないこともあれば、変ってはいけないこともある、それを若手もベテランもディスカッションして吟味できる職場でありたいものです。

タイトルとURLをコピーしました