家庭教育ー28 団らん
◆昭和の時代は、テレビを観ながら一家団らんという姿は、日常的なものでした。夕飯、食事の後、家族で学校での出来事やその日にあった事などを思い付くままに話したものです。
令和の時代では、家族揃ってテレビを観るという習慣そのものが薄れてきているようです。食事を済ませると、自分の部屋でスマホを使って思い思いの動画や配信を観ることが多いようです。
そう言えば、レストランでの様子も昭和の頃と一変しています。
家族や友人同士で食事を待っている時もスマホを操作して、会話がない姿をよく見かけます。まるで、電車の中のようです。会話はなく、ひたすらスマホに見入っています。
昭和の時代の電車は、雑誌や本、新聞が主流でした。サラリーマンが読み終えた週刊誌やマンガを網棚によく置き去りにしていたものです。
確かに、手持ち無沙汰になったり、待ち時間があったりした時には、私もスマホを取り出して操作しています。ある種の習慣になっていると思います。
しかし、食事や団らんの時間は、今でも大切にしています。
子どもは学校という社会で、大人は会社(職場)という別々の社会で生活しています。
家族といえども、各々の社会について、様子は分かりません。
ですから、家族での団らんの時に、何気ない会話を交わすことはとても重要なことだと考えます。その中で、両親の考え方や子どもの考え方、祖父母と一緒に暮らしていれば、祖父母の考え方など、世代間交流ができる絶好の機会です。
家族の団らんは、子どもにとって重要な「家庭教育」の場だと考えています。
スマホは、現代と未来の社会では欠かすことのできない重要なアイテムです。
今までも、新しい“文明の利器”が登場するとその光と闇、つまりメリットとデメリットが論じられてきました。
家族の団らんが失われてきたことが決して、スマホだけの所為とは思いません。
スマホの使い方を含めて、“家族の団らん”=“重要な家庭教育”が取り戻せる方法を私の立場でいろいろと考えていきたいと思います。

