年賀状 「教育は愛」No.565

教師

教師ー87 年賀状

◆3学期の始業式の前日に全ての教室を見回りました。明日、子どもたちを迎えるために、各担任は、黒板に心を込めてメッセージを書いたり、干支にちなんだイラストを描いたりしていました。

 ある教師は、黒板に得意のイラストを描き、メッセージを書いた上で、子どもたちの机にプリントや3学期用の教材をセットしていました。その上に、年賀状が1枚ずつ置かれていました。

 30人以上の子どもたち一人ひとりに、年賀状を書いてプレゼントしていたのです。

 後でこの教師に年賀状のことを聞いてみると、初任者の頃からずっと継続していることだと言います。

 10年以上のキャリアのあるこの教師は、毎年、子どもたちのために年賀状を書き、プレゼントしていたのです。

 なかなかできることではありません。

 教師も一人の人間です。年末年始は、人並みにやらなくてはならないことが沢山あります。十数日ある冬休みもあっという間に過ぎてしまいます。

 その中で、学級の子どもたち全員に年賀状を書くことは、よほどの情熱と子どもたちへの愛情がないとできません。

 この教師は、子どもたちのために、毎日全力を傾注して教育活動に取り組んでいます。

 誠実な人柄と堅実な指導力から子どもたちだけでなく、保護者や同僚からも大変信頼されています。私もとても信頼している教師です。

 ですから、机の上の年賀状を見た時、「この先生らしいなぁ」と納得しながらつい、微笑んでしまいました。

 そして、このように子どもたちへ愛情を傾けてくれる教師が令和の時代にもいる、ということがたまらなく嬉しくなりました。

                                 教育は愛

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