千葉 裕

魅力的な方

向上心に溢れる魅力的な方 「教育は愛」No.206

その道を極めていると思われる方が、さらなる向上心を燃やし、努力されている姿を見ると心が洗われる気分になります。現状に満足するのではなく、どのような立場になられてもさらなる向上心を燃やすこと、これはなかなかできないことです。ついつい、惰性で流してしまうもの。ですから、このような方に接するとチャレンジすることを決して諦めてはならない、と考えてしまいます。たった一度しかない人生なのですから。
厄介な人

不満や愚痴が大好きな厄介な人  「教育は愛」No.204

口を開けば、不満や愚痴をまくしたてる厄介な人がいます。人事異動の時など、全てを知っているかの如く、解説し、その上で不満や愚痴を言いたい放題。このような厄介な人とは距離を置くことをお勧めします。間違っても一緒になって、不満や愚痴を言わないことです。このような厄介な人とはお付き合いをしてもプラスになることはありませんから。
魅力的な方

寛容と厳しさを併せ持つ魅力的な方        「教育は愛」No.204

部下の失敗をあたたかくフォローしてくださる上司。仕事面では一切の妥協を許さず、きっちりと指導してくれる上司。諸葛孔明のように畏れられながら愛される、を彷彿させるような魅力的な方々にお会いしてきました。その方々から学ばせていただいたことは数えきれません。有限である人生です。この方々のように寛容と厳しさを備えられるよう、けじめを持って、一日一日を過ごしていきたいものです。
生涯学習

友と呼べる人 「教育は愛」No.203

いろいろな仲間は沢山いても、友と呼べる人となるとそうそういるものではありません。私には、友と呼べる人が2人、思い浮かびます。いつも一緒にいて、時間を共有している訳ではありません。かつて、体育科教育を通して、思いを同じくして勉強し合った仲間です。1年に1回も会えない時もあります。それでも、近くに感じるし、この2人のことは天地がひっくり返っても信じることができるのです。こんな友と呼べる人が2人もいることは、とても幸せです。
教師

教師も感動体験を! 「教育は愛」No.202

子どもたちの心を豊かにすることは教師の重要な役割とされています。豊かな心を育てるためには、胸が震えるような感動体験が必要です。私は、子どもたちを感動させる前に、まず、教師自身が感動体験を沢山してほしいと思います。日々、忙しいと毎日を送っているだけでは、心が渇いてしまいます。何か、感動できるもの、こと、を見つけて自身の心を豊かにしてから子どもたちを豊かにしてほしいと心から願っています。
生涯学習

未来を拓く社会教育 「教育は愛」No.201

生涯学習-6 子どもの未来を拓く社会教育◆教師にとって、教え子の活躍は何よりの報酬です。先日、ふとしたことから、何十年も前の教え子が大活躍をしていることを知り、その子の辿った道を振り返ると学校教育以外の教育がその子の人生を拓いていたことに気...
教師

笑えない話  「教育は愛」No.200

働き方改革は、学校現場でも真剣に熟議され、様々な解決策を展開しています。その際、教師の意識アンケートは改革の参考となります。しかし、そのアンケートの中で、笑えない話を耳にしました。教師が一番負担を感じていることが授業準備だというのです。授業は準備して初めて成り立つものです。準備しないで、何ができるというのでしょうか?
家庭教育

あたたかい家庭環境 「教育は愛」No.199

子どもの情緒は、家庭環境、すなわち保護者の情緒の安定に左右されます。夫婦で子育ての協働体制が出来ているご家庭のお子さんは、学校でも笑顔がいっぱいで情緒がとても安定しています。ところが、学校でも情緒が不安定なお子さんのご家庭では、保護者の方の感情がとても不安定です。かつ、夫婦間の協働体制に疑問を生じてしまう場合があります。子どもの豊かな心の原点は家庭教育そのものにあると考えます。
職場

一人の重み 「教育は愛」No.198

ある教職員が長期のお休みをしてはじめて、その人がどのような大切な仕事をしてくださっていたのかが解ることがあります。校内で分掌されていない大切な仕事は結構あるものです。それを人知れず頑張ってくれている教職員には頭が下がります。そして、自分は職場の皆さんのために何か人知れずやっていることはあるか?自省することしきりです。
管理職

萎縮し過ぎる校長 「教育は愛」No.197

管理職のパワハラが問題視され、その改善のために教育委員会でもいろいろな方策を打ち出しています。パワハラなど、絶対にあってはいけないことです。しかし、パワハラを心配し過ぎるあまり、自分の意見を言えないくらい萎縮してしまっている管理職も散見されます。教職員のご機嫌をとることに精を出し、肝心の学校経営を二の次にしてしまっている管理職です。そもそも全教職員から支持されることなどあり得ないのです。時に嫌われることを覚悟して、物を言える管理職、とりわけ校長であってほしいと思います。