研究スタイル 「教育は愛」No.135
髙橋健夫先生の研究室で1年間、研修する機会を得た私は、学生さんたちと協働研究をさせていただくようになりました。そして、研究経過を勉強会で発表すると、髙橋先生から「現場の先生は、できるようになったことばかり発表しますね。もっと、できなかった子どもに視点を当てて研究を進めた方がよいのではないでしょうか」とご指導いただきました。目から鱗が落ちるとは、この時の私の心境です。以後、私の研究スタイルは、できなかった子どもをどのようにできるようにするか、という切り口で進めるようになりました。