体育授業

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体育授業・導入の大切さ 「教育は愛」No.177

体育授業では、毎時間の導入がとても重要だと考えます。子どもたちは、運動したくてうずうずしているのです。ですから、まず体を動かせるような効率のよい導入を工夫する必要があります。ましてや、低学年ではなおさらのことです。
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学習隊形 「教育は愛」No.174

体育授業には、国語や算数のような教室の指定席はありません。運動場や体育館では、子どもたちはどのように教師の近くに集合すれば良いのか、指導されなければ分からないままです。体育授業でも場面に応じて子どもたちの集合隊形を工夫する必要があります。子どもたちの学習隊形は授業者の授業デザインのひとつです。
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教師の授業イメージ 「教育は愛」No.173

時代とともに教育に関するテクノロジーも着実に進歩しています。ですから、教師も今までの授業イネージを固持するのではなく、時代に合ったツールを活用しながら、新しい授業イメージへのアップデートすることが必要です。昭和から平成、時代は令和です。この間に、国際社会も通信手段も大きく変化しました。体育授業だけ、昭和のままでは、未来を拓く子どもたちのことを自信を持って指導することなどできないのではないでしょうか。アップデートが必要です。
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チームゲームの作戦指導 「教育は愛」No.169

チームゲームの作戦を子どもたちが一生懸命に考えている場面。負けているチームは特に真剣です。しかし、子どもたちが簡単に勝てる作戦を考えられるようでしたら、悩みはしません。ここで教師が具体的な指導をしなくてはならないと考えます。それなのに、「勝てるようによく考えてごらん」ではあまりに無責任です。負けている原因を分析した上で、このチームが本当に勝てるような作戦を指導してあげるのが教師の役割だと思います。
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リズムを教えるハードル走 「教育は愛」No.156

ハードル走の指導では、抜き足重視か、振り上げ足重視か、陸上大会のライバル校の体育主任と大激論をしたことがありました。しかし、小学生にハードル走を指導する際には、足よりも全体のリズムが大切なのではないか、と考えるようになりました。よどみないリズムで走れるようにすること、それがハードル走の指導には適しているのはないかと考えています。
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心の絆を紡ぐリレー 「教育は愛」No.155

新年度、学級の人間関係を構築するためにはリレーが最もふさわしい、という教訓を高田典衛先生の書物により学ばせていただきました。実践してみると確かにその通りでした。私は、髙橋健夫先生からご指導いただき、集団達成型リレーを新年度早々に教材として工夫して実践してみました。
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全力走 「教育は愛」No.150

昭和の時代、50m走は子どもたちの人気種目でした。とてもシンプルですが、全力で短距離を走りきる爽快感や競走が楽しくて仕方なかったのです。ところが、平成の時代に入ると競走への価値観が低下して、全力で走りきる経験が子どもたちの中に少なくなってしまったのです。令和の時代になっては、全力で走る経験さえ知らない子どもが増えている感がします。全力走は、自分の体の使い方を知る上でも大変重要な種目だと考えます。
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クロールと平泳ぎ 「教育は愛」No.149

水泳の授業を指導しているとクロールを習得してから平泳ぎに入るという慣例的な学習過程が一般化されているように思います。スイミングスクールでは、必ずしもクロールを第1に指導するようなプログラムではないようです。どのような泳法指導の学習過程がよいのでしょうか。教師には、子どもたちの実態に応じて、柔軟に工夫することが求められているように感じています。
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水に入ってこそ水泳 「教育は愛」No.146

水泳の授業は、頭で理解させるのではなく、実際に水に入って体を動かしながら泳ぎ方や浮き方を理解させるものです。小学校の教師は、プールサイドで熱弁をふるいます。スイミングのインストラクターは、水の中で補助しながら水に対する体の動かし方を指導します。この違いを小学校の教師もしっかりと理解し、そもそも、水泳とは水に入ってこそ初めて学習できるものである、という意識を変えた方が良いのではないでしょうか。
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苦手な子どもへの指導 「教育は愛」No.145

苦手な子どもへの指導のタイミングは、授業設計の工夫をしてみてはいかがでしょうか。始めに学び方を指導し、子どもたちが自分たちで協働学習できる学習の素地を築きます。そうすれば、単元が進むに連れて、子どもたちが自主的に学習を始めるようになり、教師に時間が生まれます。その時間を活用して、苦手な子どもへの指導を重点的に行ってみると、効率よく授業を進めることができます。