中学年

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体で表現する楽しさ 「教育は愛」No.136

表現運動で体を動かし、表したい感じを表現するためには、自分の体を思い通りに動かすことが求められます。本人は真っ直ぐ手を伸ばしているつもりでも、実際には伸びていない、これは、自分の体の現在の状態をイメージできないのです。もっと言えば、自分の体の使い方が分からないでいる、と言ってもよいでしょう。これは、幼児期からの運動経験の不足が原因しています。基礎的・基本的な感覚や動きは、幼児期から積みかさていきたいものです。
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投力の向上 「教育は愛」No.132

投力は、昭和60年くらいをピークに年々低下しています。平成、令和の時代になっても向上する気配がありません。これは、子どもたちの経験不足からくるものです。子どもたちは、自分の体の使い方が分からないまま年を重ねているのです。ですから、正しい動きを引き出すような運動を手順良く指導する必要があります。投力の低下は、投力だけの問題ではないのです。体の使い方という人間の運動機能の根幹にかかわる問題なのです。
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「できた!」の一言を求めて「教育は愛」No.131

器械運動の授業で、どのように高度な技をできるようになっていても、授業の中で「できた!」という声が聞かれなければ、子どもたちは真の学びをしているとは言えません。トレーニングかショーになっているのです。子どもたちから「できた!」という声が聞かれるようになる授業には、明確なめあてがあります。めあての条件を3つ提示させていただきました。
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相撲の効果 「教育は愛」No.130

全力を出す機会が減少している昨今、子どもたちは自分の全力が分からないまま中学校へ進学することも珍しくありません。体が柔らかい中学年までの間に、友達と取っ組み合う相撲を経験させることをお勧めします。子どもたちは、自分の体の使い方を理解するとともに、決して攻めてはならない人間の体についても理解できるようになるのです。そして、全力を出す相撲を沢山経験すると、不思議と喧嘩も減少します。これは、相撲が持つ、情緒を安定させる効果のお蔭ではないでしょうか。
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ルールを守ること 「教育は愛」No.129

中学年は、運動能力だけでなく、社会性も大きく成長する時期です。この時期に、勝敗を左右するようなゲームの授業でルールを守ることの大切さについてしっかりと理解させ、身に付けさせたいものです。ルールを守ることは社会性の基礎・基本です。しかし、焦りは禁物です。長い目で繰り返し指導する根気強さが教師には求められます。
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好奇心に火を点ける 「教育は愛」No.124

好奇心旺盛な中学年の子どもたち。授業を行う際にも与える一方の授業ではなく子どもたちに創意工夫させる余地を入れた指導方法も一考ではないでしょうか。子どもたちに工夫するよう促すと、一生懸命に考え、工夫する姿が見られました。中学年では、学びにおける柔軟性を持たせることも大切だと思います。
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リーダーの育成  「教育は愛」No.123

体育授業のチームゲームでは、チーム編成と教材の工夫を行えば、リーダーを育成する絶好の機会となります。言葉で説明してもわかりずらいことでも、実際のゲームを通して、仲間との協働を経験する中で、心から理解できることもあります。教師は、子どもたち一人ひとりの能力や特長を把握した上で、授業を構築していく必要があるのではないでしょうか。
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鉄棒ブームをつくる 「教育は愛」No.122

鉄棒運動は、子どもにとってなかなか取り組みにくい運動のひとつです。固くて冷たい鉄棒を楽しい感覚を体感できる魅力的な棒にするためには、子どもたちが鉄棒をしたくなるような環境づくりが必要です。そして、環境は子どもの自然発生を待っているのではなく、教師自らが環境を作り出すことが大切だと考えます。
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根気強さと達成感 「教育は愛」No.121

鉄棒運動は、授業で動き方を理解しただけでは、子どもたちが夢中になるくらい技や動きを上達させることはできません。そのためには、学級の雰囲気づくりや教材研究、指導方法の研究など、教師の情熱と努力が必要です。そして、子どもたちをできるようにするまで根気強く練習を繰り返した時、子どもたちは、深い達成感を味わい、鉄棒運動だけでなく、様々なことに対して、自信を持てるようになるのです。
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中学年の体育授業  「教育は愛」No.120

中学年の体育授業では、子どもたちは、高学年とは異なる伸びを見せてくれます。教材や指導法を工夫すればするほど、飛躍的な伸びが見られるのが中学年の体育授業です。中学年の子どもたちは、身軽で、器用な動きを司る運動神経が大きく発達する時期でもあるのです。