低学年

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集団行動   「教育は愛」No.117

集団行動は、やらされているイメージが強いものでした。しかし、指導の仕方によっては、低学年でも楽しく学ぶことができます。そして、集団で行動することは、子どもたちの心を合わせることにも通じるものです。
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逆さ感覚  「教育は愛」No.116

子どもたちは、逆さになった途端、自分の位置関係が解らなくなってしまいます。頭とお尻が逆転した瞬間です。ですから、今、逆さになっているということを補助をしながら丁寧に指導する必要があります。そうでないと鉄棒で逆さになった途端に手を放してしまうということが起きてしまいます。逆さ感覚は、自然発生するものではありません。大人が教えて、初めて身に付くものなのです。
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想定外の力  「教育は愛」No.115

子どもの力は、時として、大人が考えていた以上の発展を見せてくれることもあります。元来、大人は、安全を優先するあまり、子どもが存分に力を発揮できないような条件をつけて運動をさせる場合が多いのではないでしょうか。もっと、安全に至る手順を踏まえ、子どもたちが、自分の力を100%出し切れるような体育授業を心がけるべきではないでしょうか。
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ころび方から教えます 「教育は愛」No.114

平成、令和と時代は移りますが、昭和60年頃をピークに年々、子どもたちの体力は低下し、現在は下げ止まり状態を示しています。また、運動能力は二極化していて、中には両手で自分の体重を支える動き方もわからない子どももいます。ですから、ころんだ時に手のひらを着けずに、手の甲を着いて、骨折してしまうこともあるのです。基礎的・基本的な感覚や体の使い方については、低学年の体育授業で丁寧に指導する必要性を年々感じています。
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子どもは見てもらいたい! 「教育は愛」No.113

体育授業ー6 (低学年)低学年は先生に見てもらいたいのです! 低学年に限らず小学生の子どもたちは、みんなそうです。先生に見てもらい、認めてほしくて仕方ないのです。 特に低学年の子どもたちならなおのことです。 計算でも、漢字でも、運動でも、初...
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できている子を誉める 「教育は愛」No.110

できていない子どもを叱り続けると、学級全体のモチベーションが下がってしまいます。それより、できている子どもを見つけて誉めるのです。そうすれば、他の子どもたちも教師に誉められたいという思いから、学習に集中できるようになります。学級全体に肯定的な雰囲気を作り出すことができるのです。誉め言葉は、子どもだけでなく、教師にも笑顔をもたらしてくれます。
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低学年体育は動きから 「教育は愛」No.109

低学年の子どもたちの運動欲求を満足させるためには、導入はまず、体を動かすようにすることです。子どもたちの息が上がり、ちょっと一休みしたくなったタイミングで説明をするととても効果的です。しかし、説明は3分間を超えないことがポイントです。
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低学年の体育授業 「教育は愛」No.108

低学年の子どもたちは、意欲も、運動感覚も、一生のうちで一番高い時期ではないでしょうか。チャレンジ精神が旺盛なのです。ですから、体育授業でも「○○できるかな?」とやや挑発的に課題を提示すると「できるよ!」とすぐに反応してくれます。この気持ちを大切にして低学年の授業を組み立てることが肝要です。