生涯学習

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推し   「教育は愛」No.251

推しとは、人に薦めたいほどの好感を持っているアイドルや俳優、さらには、スポーツや芸事まで幅広く使われている俗語です。最近、子どもたちと話しをしていると、嬉しそうに自分の推しについて教えてくれます。この姿から、私は、夢中になることの大切さについて、改めて考えてしまいました。人生、夢中になる人やことがあれば、潤いを持てるものです。幾つになっても、夢中は生きる力となります。
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『少年と犬』を読んで 「教育は愛」No.250

涙がとまらなくなる直木賞受賞作、馳星周氏の『少年と犬』を読みました。涙がとまりませんでした。動物は、時として、人の心を察し、傷ついた心を癒やし、労ってくれるような眼差しを向けてくれることがあります。作品に登場するシェパードと和犬の雑種、多聞に思いを馳せながら寝室へ向かうと、ベッドの上で丸くなっている愛猫、菜々さんが丸くなっています。思えば、菜々さんには、私が体調の悪い時や嫌な思いをした時に、それを察するように側に寄り添ってくれます。昨夜も1週間の心の傷を抱え、ややが疲れていました。菜々さんにはそれが分かったのでしょう。大切な家族です。
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子どもたちの「夢」 「教育は愛」No.248

子どもたちの「夢」が一昔前に比べてコンパクトになってしまったように感じています。内容は分からないけど「サラリーマン」「会社員」など、職業の内容よりも安定したお金に気持ちが向かってしまったようです。もっと「夢」は大きく持ってほしいと思います。「夢」を実現させるための方策を考えると、「夢」は萎んでしまいます。まずは、自分が憧れるような「夢」を描いてほしいものです!
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継続すること 「教育は愛」No.244

自分の長所は、自分で見つけることはできません。他人から言われて気付くことが多いものです。しかし、自分自身のことを子どもたちの前で語ろうとして、気付いたことがありました。それが、継続することです。私は、小さなことばかりですが、毎日、継続することができるようです。これが、自分の長所と言えるものなのかも知れません。
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若さ 「教育は愛」No.243

80歳を超えても若々しく、お元気なお花屋さんのご主人がいます。20年以上のお付き合いです。その方の若さの秘訣とは何なのでしょうか。私は、大好きなお花と日々、接していることがひとつの大きな原因になっているのではないかと思いました。そう言えば、20年間以上、勤務している学校の見守り活動をしてくださっている80歳くらいの方も「大好きな子どもたちと接していると元気をいただける」とお話ししてくださいました。現在、私も大好きな子どもたちと接し、校長職を楽しんでいます。まだまだ、頑張ります!
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理想とは何か? 「教育は愛」No.241

過去の読書録を読み返すのが最近の日課となっています。その中で、理想とは何か?を明快に解説した記述を見つけました。「理想とは人を喜ばせること」これは、分かりやすい!理想の教師と言えば、子ども、保護者、地域の皆さんを喜ばすことができる教師のことを指すのでしょう。そして、理想の人生とは?自分だけでなく、家族、世の中の人々を喜ばせることができる人生なのではないでしょうか。
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地域の教育力 「教育は愛」No.226

かつては、地域主催のイベントが学校を会場に開催されました。そこには、小学生や中学生が集い、忘れられない思い出を作ったものです。焼きそば、フランクフルト、豚汁、ヨーヨー釣りなど、手作り感満載のお祭りです。地域の結びつきが弱くなっている今、昔には戻れませんが、新しい形で何かできないものでしょうか。そんなことを地域・保護者の方とお話ししながら考えてしまいました。
生涯学習

子どもの人数分の才能! 「教育は愛」No.225

学校では見ることのできない才能を子どもたちは持っていることがあります。学校の勉強とは関係の薄いところ、将棋、かるた、野球、サッカー、ピアノ等々・・・。子どもたちの学校では見えないような才能を知った時、教師の視野も広がります。子どもたちを多面的に理解できるようになります。子どもたちの人数分だけ才能はあります。その才能を引き出し、伸ばすことは大人の役目だと考えます。
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スポーツ少年団の人間形成 「教育は愛」No.222

スポーツ少年団の中には、スポーツを通して人間形成を目的にしているチームが沢山あります。私が卒団式にお招きを受けた野球チームには、そのことが色濃く表れていました。挨拶や礼儀、感謝の気持ちを大切にしているチームは、チームワークも高まり、成績にも表れます。そして、チームには大きな「愛」が溢れています。
人生訓

夫婦の絆 「教育は愛」No.220

夫婦は、互いに理解し合って協働することにより絆を深めるのではないでしょうか。夫婦で子育てに明け暮れ、子どもが巣立った時に残されるのは二人です。この後、夫婦に有意義な時間を過ごせるか否かは、今までの理解と協働が鍵を握っているのではないでしょうか。